ウクライナから避難してこられた方たちとの交流会に参加しました

　
昨年の１２月７日に、宮崎県生協連主催の『ウクライナの歴史に学び　ウクライナの平和を考える』という講演会に参加しました。
ウクライナをはじめ周りの国は、統合や侵略が繰り返されるような歴史で、日本のような島国に住んでいる私たちとは「国」とか「領土」に対する感覚が違うのだろうと感じました。
講演の中で、日本をはじめインド・ベトナム・イギリス・アメリカ・ドイツの、１８歳の【国や社会に対する意識調査（２０１９年）】のことを紹介されました。
例えば「自分で国や社会を変えられると思うか」日本１８・３％、他国の平均５８・６％。「社会課題について家族や周りの人と議論する」日本２７・２％、他国の平均７５・０％。実際、わが家でも家族でそんな話をするかといえば、ほとんどそんな場面はありませんし、他国の数値の高さにびっくりし、何が違うのか？考えさせられました。
　また、１２月１７日には、『ウクライナから避難してこられた方たちとの交流会』が開催され参加しました。その中で、これまで組合員さんから寄せられた募金の一部を、吉元美智会長から贈呈しました。とても和やかな交流会で、中には宮崎で仕事をされている方もいらっしゃり、「職場の方たちは皆さん優しく接してくれる」とゆっくりとした日本語で話されているのが印象的でした。
ロシアの侵略が始まって一年が経とうとしていますが、なかなか停戦の兆しは見えません。身近につらい思いをされている方たちがいらっしゃることを、皆で意識し寄り添い続けることが大切だと感じました。
２０２３年１月（おやまだひろし）