お問合せ 採用・求人 ネット注文

自分の役割を果たし、目標に向かって『ワンチーム』となり組合員さんのくらしに貢献できるよう、皆で努力します

2023/01/20

【基本方針書】11ページに、「『できている人や部門、事業所に徹底的に学ぶ』ことを、全ての人・部門が取り組みます。大きな変化を作った人や部門は、このことを実践しています。宮崎という同じ地域、コープみやざきという同じ組織で働く人の中で実際にできている人から深く学びます。真剣に学ぼうとする人へは真剣に教えてくれます。現状に甘んじず、よりよい仕事、より喜ばれる仕事をめざして、同じ生協にいる仲間が創りだした宝を、みんなの宝にします」とあります。また、OJT(実際の業務を行なう中で、必要な知識や技術を身につけていく研修方法)、OFFJT(職場外での教育訓練、自己啓発のため、研修・講演会・通信教育等日常の業務を離れて行う教育訓練)の強化についても書かれています。改めて仕事の学びについて考えてみました。

以前読んだ本に『ラーニング・オーガニゼーション(学習する組織)』という聴きなれない言葉がありました。マサチューセッツ工科大学のピータ・ゼンゲ教授が提唱した考えですが、これは「組織は川の流れと同じように停滞すれば澱み、濁り、勢いを失う。組織とは、成長を続けなければ衰退する。持続的に成長する組織の条件のひとつが、学び続けるということ。メンバー一人ひとりが責任をもって業務を行う中で創造性を高め、個々人の力を結集するスキルを養うことが風土となっている組織」というものです。

これを読んだ時に、コープみやざきの考え方そのものだ、と共感したのを覚えています。店舗では、各部門が課題を決め、できている店舗、部門に学ぶことが定着しています。共同購入では同乗研修や部内報みらいの読み込み、日常的なチーム運営の中での学び合いが進んでいます。商品本部でも、独自の事例発表会やみらいの読み込みによって学び合い、どの部署も全体のレベルが上がっていると感じます。これは、OJTの学びです。
OFFJTでは、22年に店舗水産の「水産部門技術検定試験」2級・3級が41人、「第二種衛生管理者試験」が22人、商品本部の「食品表示検定試験」が4人、生活事業本部の「国内旅行業務取扱管理者試験」が1人、「車両系建設機械運転技能(整地等)講習」が1人、プラスサービスの「損害保険、生命保険関連資格試験」が更新含めて8人、「通信教育」が23人でした。いずれも自分の貴重な時間を使って勉強し、試験に臨まれたと思います。間違いなくスキルは上がっています。結果が良ければそれに越したことはありませんが、仮に結果が伴わなくても、努力をしているのであれば、その努力はどこかで生きると思いますし、マイナスになることはありません。ぜひ、再チャレンジをして合格してほしいと思います。

変化が激しく、スピードを求められる今、管理型ではなく自らが主体的に行動し、それぞれが自分の役割を果たすことが求められます。その上で目標に向かって、『ワンチーム』となって組合員さんのくらしに少しでも貢献できるよう、皆で努力していきたいと思います。一人ひとりが、パソコンのアップデートのように、また、自分の履歴書に書き加えられることが1つでも増えることを期待します。
(2023年1月 日髙 宏)

最近の投稿

採用・求人 ネット注文