組合員さんの気持ちに寄り添い、期待を上回る対応をしていただいたことへの感謝の声

2025年も師走を迎え、残すところあとわずかとなりました。お取引先の皆様におかれましては、どのような一年だったでしょうか。今年は記録的な猛暑が続き、体調面でも大変ご苦労の多い年であったことと存じます。年末年始は、どうぞゆっくりと英気を養ってお過ごしください。

今回は、旅行センター職員の“伊豆千津子さん”の心温まる対応事例をご紹介いたします。
「お正月の沖縄旅行の予約をうけました。ご夫婦と息子さんの３名様で、息子さんは特注の車いすを使用し、首が座っていないため、座席に座れないとのこと。食事もミキサー食をご希望でした。難しいかもしれないと感じましたが、息子さんのお誕生日をお祝いしたい、と言われる組合員さんの思いをうかがい、なんとか実現できないものかと、航空会社にストレッチャーの準備を依頼しました。ソラシドエアは、ストレッチャーの使用ができず、福岡－沖縄を就航する全日空へ依頼したのですが、正月で混んでいる日程で、ストレッチャー設置に９席分を使用するため、断られてしまいました。
　何か方法はないかと調べたところ、子供用アシストシートというものがあり、ソラシドエアの座席にも設置できることがわかりました。組合員さんとの会話の中で‘自宅で車移動の際、ベビーシートのようなものを装着して座っています’と言われていたので、サイズを確認し、ソラシドエアに依頼し、無事に予約することができ、ホッとしました」。
　
現在は、ネットで簡単に旅行を申し込める時代です。しかし、旅には不安がつきものです。「少し聞いてみたい」「こんな場合はどうなるのだろう」など、そんな一つひとつの小さな疑問や不安に寄り添い、調べ、応えていくことが、旅行センターの大切な役割だと考えています。この一年、お取引先の皆さまに対しても、組合員さんの気持ちに寄り添い、期待を上回る対応をしていただいたことへの感謝の声が、数多く寄せられました。来年も引き続き、互いに力を合わせ、組合員さんのくらしに役立つ取り組みを通して、共に事業の発展をめざしてまいりたいと考えております。2026年も、変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。