安全は『人』がつくりだすもの

１０月は４回に渡って交通安全フェアが開催されました。２３７人の役職員のみなさんが楽しくも真剣に参加されました。私も、年１回の安全運転の検診と考えて参加していますが、今年は数字を早く見つけるテストでは会場でビリ。視野は広い方だと思っていたのでショックでした。身体と頭は正直なのだと実感したので、ハンドルを握るときは周りの安全を確認しながら無理のない運転に心がけることを自分の課題にした一日でした。
先日、免許更新で安全運転センターの講習を受けたとき、講師の方が横断歩行者妨害について話されました。宮崎県はご存じのように横断者のいる信号機のない横断歩道の停止率が、２０１８年は7.9％と全国平均を下回る状態でしたが、２０２３年はなんと63.6％で全国７位になったと聞き、県民として誇らしく思いました。でも講師の方は、「みなさん、高いと思いますよね。でも考えてみてください。６割ということは、３台のうち１台は止まらないということです。そして最もはねられているのは小学生という事実があります」とおっしゃいました。安全は機械や装置で与えられるものではない、「人」がつくりだすものであることを認識し、安全を確保する運転に努めたいと思ったことでした。