『使命感』を持って〝すごい〟組織を、目指していきます
10月22日、県内で線状降水帯が発生し、記録的な大雨が降りました。日南市では日南店周辺が冠水し、バックヤード搬入口からの浸水や排水の逆流など、大きな被害になりました。そんな中、被害を最小限に抑えるために、床に置いてあるものを高い所に移したり、水を掻き出したりと、日南店の職員が様々な対応をしてくださいました。その日の時点では「翌日の営業は厳しい」という見方でしたが、翌日早朝から店舗支援部、メンテナンス事業課、開発室の職員、CMS、お取引先などのご支援があり、通常通りオープンすることができました。ご協力いただいた皆様に、心より感謝いたします。
ここで、物流部の溝口暢孝マネージャーが商品センター職員向けに発行している「物流部 瓦版」の中で、「使命感」について触れた文章がありましたので、抜粋して紹介させていただきます。
【冷蔵ラインの制御端末故障トラブルにより、共同購入でお届けする冷蔵商品の集品終了予定時刻が通常19時のところ、深夜0時までかかりました。トラブル発生後、鴨林正典センター長と「職員に残ってもらえても、21時が限界だろう」と話し、永井由希子冷蔵ラインマネージャーに、「皆さんが何時まで残ることができるか?」を聴き取っていただいたところ、外せない用事などがある方以外「最後まで残ります」と、お返事をいただきました。そして、一度帰られた方についても「用事が済んだのでまた集品に向かいます」と連絡くださいました。改めて、皆さんが使命感をもって業務に携わっていただいていることを認識しました。「使命感」は、誰かから与えられる責任とは異なり、「『何が求められているか』を自ら考え、明確にすることで生まれてくる」そうです。きっと「自分たちが集品しなければ組合員さんに商品が届けられない。そのために私はここで働いている」という使命感があるからこそ、つまり、仕事に誇りを持っているからこそ、残る判断をされたのだと思います。無事に集品が終わり、心身共に疲れ切ったであろう皆さんの、帰る姿を見送った際、誰一人不満を口にする方はいませんでした。それどころか、「遅くまで、ありがとうございました」と言ってくださる方もいました】
普段から自身の役割の中で、使命感を持って努められている皆さん、そして冒頭で触れた日南店をはじめ、店舗リニューアルや年末の店舗支援、共同購入代配支援、また、それぞれの事業所の中で、時には自身の仕事の手を止めて、「組合員さんのために、困っている仲間のために」という気持ちで行動されている皆さんも、同様の使命感を抱いておられるのだと思います。
外部の方との会合の中で、普段から当たり前のように実践されている、コープみやざき職員の優れた実践事例や役割を越えた、相互支援の話を紹介すると、とても驚かれます。それは、一つひとつの実践事例の根底にある、皆さんの使命感が伝わってくるからだと思います。
多くのことが損得勘定で動いている世の中にあって、使命感に基づいた皆さんの一つひとつの仕事そのものが、コープみやざきの大きな財産であり強みだと思います。これからも、一人ひとりが使命感を持ち、やりがいを持って役割を果たしている〝すごい〟組織を、目指していきたいと思います。
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