「相談して良かった」をめざして
先週の台風6号に続き、7日(日曜日)は発達した雨雲の影響で、未明から昼前にかけて激しい雨風に見舞われました。そのような状況でも、ご来店くださる組合員さんをお迎えするために、製造や買い場づくりにご尽力いただき、心より感謝いたします。
5月4週の店長の週報で、組合員さんのご要望通りにお応えすることができなかったものの、その気持ちに寄り添い、できる限りの対応を行った事例が紹介されていました。
◇柳丸店 組合員さんから、野菜と果物の『かご盛』の依頼を受けた農産部門の川崎美由紀さん。今は『かご盛』の対応を行っていないことを丁寧にお詫びし、対応している近くのお店をご案内して、喜んでいただきました。
◇北小路店 組合員さんから、「佐藤焼酎の『リキュールマンゴー』を贈りたい」と相談を受けたフロア部門の松下さつきさん。品揃えがないことをお詫びするだけで終わらせるのではなく、佐藤焼酎さんへ直接電話をかけ、近隣の取り扱い店舗をご案内し、喜ばれました。
◇大塚店 農産部門の高橋昭子マネージャー。組合員さんが欲しい量の『赤しそ』がなかったので、かおる坂に取り置きを依頼して、喜んでいただくことができました。
5月29日発行の【団らんにゅ~す】の雑感で、ご要望に対して、「できません」とすぐにお断りするのではなく、「相手の気持ちになって、今できることを考えて対応する姿勢」の大切さについて書きました。紹介した事例は、まさにその実践例だと思います。
一方、複数の店舗から、「お弁当のオーナーオーダーをお願いしたところ、理由の説明もなく、『1週間前までに言ってもらわないと受けつけられません』と断られた」という声を、コープ委員会やブロック総会の中でいただいています。
受けつけることが難しい理由としては、材料の手配に一定の時間を要すること、通常の製造に加えて追加製造が必要となるため、体制の調整をしないといけないこと、さらに、当日の製造数や発注数に限りがあること、などが挙げられますが、組合員さんは商品だけでなく、私たちの対応も含めて、コープみやざきを評価してくれています。
ご要望に応えられなくても、その際の寄り添った対応ひとつで、「相談して良かった」と感じていただけると思います。反対に、理由の説明もなくお断りしてしまうと、残念な思いをさせてしまい、それまで積み重ねてきた信頼を一瞬にしてなくしてしまうこともあります。
帝国ホテルでは入社すると、「100−1=0」というサービスの心得を教わるようです。ホテルでは、ドアボーイがお客様をお迎えして、滞在中様々な担当者が連携しておもてなしを行い、最後にまたドアボーイがお送りします。
その滞在中のどこか一つでもミスがあれば、他でどんなに素晴らしいサービスをしても、すべて台なしになってしまう。そのことを、「一つマイナスがあれば、答えは99ではない。
『100-1=0』なんだ。だからこそ、たった一つのことでも気を抜いてはいけない」と教えているようです。
職員一人ひとりが組合員さんの気持ちになって、寄り添った対応を積み重ねていきましょう。
2026年6月12日 おおさこ まさのり
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