大逆転は起こりうる

　そごう・西武百貨店の2020年新聞各紙の元旦の全面広告のメッセージに感動しました。少し長くなりますが紹介します
2020年当時幕内最小力士だった炎(えん)鵬関(ほうせき)の写真とともに
掲載されました。

大逆転は起こりうる。
私は、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さなものでも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考えはばかげている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶対絶命。

この広告の最後に「さ、ひっくり返そう（逆から読め）」と書かれています。みなさんも逆から読んでみてください。

いかがでしたか？同じ言葉の羅列でも視座を変えると人生が変わるメッセージになること、逆境に立ち向かえ！という鼓舞するメッセージになりませんか？
広告日は2020年。コロナかで百貨店の経営が苦しんでいた当時、この状況をひっくり返そうとのメッセージだったそうです。あれから3年たった今でも、先行きが見えないコロナ感染や物価高。戦争など取り巻く環境はひっくり返すどころかさらに厳しさを増しています。2023年度も最終局面。再度このメッセージを心にとめ、やれるだけのことはやった！！とそう思えるようなラストスパートを走り抜けたいと思います。
今月もどうぞよろしくお願いします