よりよいサービスをめざして

よりよいサービスをめざして

　今年もあとわずかとなりました。今年はどのような年だったでしょうか。
私たちの周りでは、長引く戦争、原料の高騰、円安、生活必需品の値上げもあって、家計を圧迫しふだんのくらしに暗い影を落としています。とりわけ戦争の悲惨なニュースを見聞きするたびに、一瞬にしてくらしが崩壊し再建ができない事や、命が脅かされる日常、生と死が隣り合わせのくらしに、来年こそはこの国に幸せの笑顔があふれる事を切に願います。
身近な暮らしでは、価格の高騰に頭を抱えます。先日、家族と回転寿司に行ったら、100円（税別）皿はほとんどなくなっていることに驚きました。スーパーでも食料品の値上げにびっくりします。日本の生鮮食品を除く消費者物価指数は、18ヶ月連続して2％を上回りました。様々な値上げがあるなか、“あなたから買いたい”“あなたに頼みたい”という目に見えない付加価値を感じていただけることが大事になってくる年でもありました。先日屋根補修を依頼された組合員さんの声を紹介します。「業者の方と話しているときに、野菜を立てる棒が欲しいなぁとつぶやいただけなのに、次の日に車庫のところに、ちゃんと長さを揃えられた竹が置いてあったんですよ！びっくりしました。最後にまたこんなに良くしてもらって、本当に良かった。また頼みたいです」（株）ツカサ様への喜びの声がとどきました。工事が完了した後でも、どうしたら喜ばれるか？を真剣に考え、目の前の組合員さんの想いに全力で応えてくださることで“あなたから買いたい”“あなたに頼みたい”と感じていただけると思います。今回の事例のように身近な人を幸せにしたいと考え、ささやかな思いを形にすることがますます大切になってくると思います。
来年も共に協力しあい、組合員さんのくらしに役立つことで、お互いの事業経営が良くなることをめざしたいと考えています。2024年も何卒よろしくお願いいたします。