[こんなことくらい･･･」などと思わずに、遠慮せず積極的に発信を

店休日に実施された「ごみゼロ運動」、大変お疲れさまでした。『まずは、できる人から　できるところから！』に共感し、多くの職員の皆さんに参加していただいたことを、心より嬉しく思います。お店の周辺のごみを拾ったり、雑草を刈ったりすることで、参加された皆さんの心もすっきりと晴れやかになったことと思います。
小林店では、いつも駐車場を快く貸してくださっているご高齢の方のお宅の草刈りも行い、大変感謝されたとのことで、職員からは、「日頃お世話になっている方へ恩返しすることができて、とても嬉しかった」との感想もいただいています。
『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』そんな思いを持って取り組んでいただいた皆さんに心より感謝申し上げます。

大塚店　清水久美品揃えマネージャーの５月の振り返りの雑感を紹介します。
夕方の掃除を担当していただいている惣菜部門の石原クミさんから、「今まで遠慮していて言えなかったんですけど、掃除をする時、普通の緑のデッキブラシだとかなり力がいるので、汚れをなかなか落とすことができないんです。でも１０年くらい前に買ってもらったブラシは、少ない力で汚れを落とせるので、同じブラシを買ってもらえないでしょうか」と相談がありました。
実物を確認したところ、使用状況に応じて柄の角度が自在に動くタイプのもので、確かに女性の力でも掃除がしやすそうでした。ブラシの部分が擦り切れるほど使い込まれていたことから、よほど使いやすかったのだと思い、すぐに手配をしようとしましたが、肝心の商品名が分からなかったので、どうにか読み取れたメーカー名を頼りに、店舗支援部店長サポーターの加藤賢一さんと手分けしてネットで検索し、一番早く届くサイトで注文しました。
数日後、届いたブラシをお渡ししたところ、他のメンバーの方からも、「本当に簡単に汚れが落とせます。こんな便利な掃除道具を準備していただき、ありがとうございます」と喜んでいただけました。実際に使う皆さんが、使いやすいものを導入できて良かったです。事故やケガを未然に防ぐためにも、良かったと思います。
今回のように、使った人にしか分からない便利な道具はまだまだあると思います。一緒に働く仲間たちが仕事をしやすい環境をつくることも仕事のひとつなので、これからも相談しやすい雰囲気や、行動を意識していきます。

今回の事例を聴いて、現場の一人ひとりの発信に耳を傾けることの大切さを改めて実感しました。掃除道具の一つの違いが、仕事のしやすさや安全性、さらにはチームのモチベーションにも影響を与えることに、気づかされました。メンバーからの『ありがとう』の言葉には日々の仕事が少しでも楽になった喜びや安心感も込められていたと思います。石原さんの発信と清水マネージャーのスピーディーな行動に、心より感謝いたします。

小さな気づきから進んだ改善が、次の気づき・改善を作り出していきます。ほんのわずかな改善を毎日毎日やっていくことで、いつの間にか大きな改革に繋がっていきます。このことは仕事を楽しくしてくれます。「こんなことくらい･･･」などと思わずに、遠慮せず積極的に発信してください。

２０２５年６月１３日　おおさこ　まさのり