組合員さんのくらしに役立てる品揃えや提案を強め、献立が思い浮かぶ買い場をつくっていきましょう
気温が下がり、ようやく初冬らしくなってきました。衣料部門では冬物の利用が増え、予算を大幅に達成しています。組合員さんのくらしと品揃えが合ってきたことで、満足度のバロメーターが上がっています。
店舗支援部 前田和哉サポーターマネージャーの11月1週の週報を紹介します。
切り身ラインは天然ぶりの不漁でぶりの重点がなかなかできず、トラウトサーモンの「トリムC(皮付き骨なしのフィーレ)」を重点にする店舗が多かった。もちろん水揚げがない時に冷凍切り身で案内するのは当然ですが、買い場を見ているとトリムCの提案が非常に少ない。
「ご自由にお料理してください」というのはあまりにも無責任ですし、何より魚屋さんのプロとしてどうかと思う。定番で出している時はこれでもいいが、平台で大きく広げて1枚、2枚、3枚のみ出している感じが多い。
まず、〝今の時期に鮭をどういう風に食べたらおいしいか?〟を考えてみる。塩焼きだけなら俺の塩でいい。 無塩で骨なしというのが大きなメリットなので、秋の食べ方だと『ホイル焼き』が一番だと思う。そしてホイル焼きを提案する上で野菜は欠かせない。〝どのシメジやシイタケがおいしいのか?〟〝玉ねぎはどれがおいしいか?〟〝バターや調味料はどれがいいか?〟〝くっつかないホイルの関連陳列も必要〟など、無限にあると思う。
部門会でも伝えましたが、今農産部門が非常に苦戦しています。ホイル焼きや鍋でも必ず野菜を使います。農産部門と一緒に『秋のホイル焼き』というテーマで取り組んで欲しい。
基本的に「トリムC」はぶりに比べて、加工時間がとても短くて済みます。その分、関陳や見本に力を入れられればいいと思う。SKUでは皮引きもあるといいかなと思います。
私は以前、全部皮引きで案内したことがありましたが、意外によく利用されました。ハーフメードもホイル焼きセットを作り、フレーバー違いで何種類かあるといいですね。ハーフメードの良い点は、商品がそのまま『調理見本』となることです。そしてこのホイル焼きの一番のメリットは、『後片づけが楽』という点です。
今回の週報を読み、「提案力を高める」という方針に対して、お店としてどこまで寄り添って提案していくのかが、とてもわかりやすく振り返られていると感じました。〝商品を並べるだけでなく、どう食べるとおいしいのか?〟〝他部門とどう連携すれば価値が上がるのか?”まで考えることこそ、求められる提案力だと思います。
『ホイル焼き』というメニュー提案をもとに、野菜や調味料、ホイルなどの関連商品にまで視野を広げ、「ご自由にどうぞ」ではなく、「プロとしてここまで考えて並べるべきだ」という強い意思を感じました。
『提案力』とは、組合員さんのくらしに共感を得る提案を行うことです。ただ並べるという仕事ではなく、提案をするという能動的な姿勢で、日々の仕事に向き合い、皆さんが自分のくらしから感じていることや、組合員さんから聴けた声を買い場に生かすことが大切です。
今後も、組合員さんのくらしに役立てる品揃えや提案を強め、献立が思い浮かぶ買い場をつくっていきましょう。
2025年11月21日 おおさこ まさのり
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