「ひと言添える」を実践し、「人の温もりや優しさ、共感にあふれたお店」をめざします
11月29日(土)都城市にある都北店がリニューアルオープンしました。オープンに向けての準備、オープニング期間中の応援など、たくさんのお取引先の方や職員にご協力いただきました。それぞれの力が結集して、リニューアルすることができました。心より感謝申し上げます。
今回も仮説を持って、新たな品揃えにチャレンジしています。農産部門では果物をトッピングしたプリンやタルトを、フロア部門では、花繰店のベーカリーで製造したパンの品揃えを始めました。どちらの商品もよく利用されて、購入された組合員さんが、期間中に再度来られて利用される姿も見られたようです。その際に聴けた声をコトPOPで案内する取り組みも行われており、商品と組合員さん、組合員さんと組合員さんがつながっていくことを、大事にしている様子がよく伝わってきます。
先日参加させていただいたある講演会の中で、「対応力」についての話がありました。
ディズニーランドで、お客さん(ゲスト)からスタッフ(キャスト)への質問で最も多いのはトイレの場所だそうですが、例えば若いカップルが、「トイレはどこですか?」と尋ねてきた時に、「右に行って左です」と答えるだけでは対応が十分ではありません。「すごく仲が良さそうですね。デートですか?」とひと言添えると、きっと喜んでお二人から返事が返ってくるはずです。「よく聞いてくれました。今日は彼女の誕生日なので、ここで一緒に祝いたかったんです」など、いろいろな会話が生まれるかもしれません。
その時々で〝こうすればきっと周りの方が喜んでくれる、幸せになれる〟と考えて行動することが大切だという内容でした。
コープみやざきの店舗で最も多い質問は、「〇〇はどこにありますか?」と商品の場所を尋ねられることです。そうした場面で、単に商品の場所を伝えるだけでなく、もう一歩踏み込んだ対応ができると、組合員さんとの距離がぐっと縮まります。
例えば、「私は使ったことがないのですが、どのように使われているのですか?」「この間、この商品を利用された組合員さんから、こんなふうに使ったらおいしかったと教えていただきました」等のひと言を添えることができます。
また、雨の日であれば、「お足元の悪い中、ありがとうございます。お身体は濡れていませんか?」、寒い日であれば、「外は寒かったでしょう。くつろぎコーナーには温かいお茶もありますよ。ゆっくりあたたまって、お気をつけてお帰りください」という声かけもできます。
こうした共感を大切にした対応が「私のお店」と感じていただけることにつながると思います。
リニューアルや季節に合わせた棚替えなどの際は、商品の場所を聞かれることも増えると思います。「私」に声をかけていただいたことに感謝し、また困っているような組合員さんには、積極的にお声がけをしていきましょう。
「お買い物をする上で困ったことはないですか」など、「ひと言添える」を実践し、「人の温もりや優しさ、共感にあふれたお店」をめざします。
2025年12月5日 おおさこ まさのり
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