品切れを徹底的になくして、欲しいものが気持ち良く買える状態をつくっていきます
10月も中旬を過ぎ、朝晩は少し肌寒くなってきました。気温の変化で、メニューを決めるのが難しい時季でもあります。「買い物かご」の中に、一人ひとりのくらしが詰まっています。「さらにくらしに役立てる商品はないか、そのために何できるか」を考え、店づくり(メニュー提案・試食・見本・POP・関連陳列など)を進めていきましょう。
また、昼夜の寒暖差が大きい時期ですので、皆さんも体調管理には十分お気をつけください。
先日、「先進スーパーマーケットに学ぶ」という目的のもと、店長、品揃えマネージャー、サポーターマネージャーを中心に、関東コース、関西コースに分かれ、ストコン研修を実施しました。二日間で10店舗以上を視察し、品揃えや商品づくり、レイアウト等多くの学びを得ることができました。特に、来店者の多い店舗でも「品切れがほとんどない状態」にあることに、多くの参加者が驚き、店舗全体の信頼感や来店動機につながっていると感じました。「この店だったら欲しいものが必ずある」という安心感が、お客さんの満足度を高めているのだと思います。
9月のコープみやざきの店舗全体の品切れは、週平均792点でした。惣菜や日配和風分類で改善が進み、先月から△145点改善が見られましたが、まだまだ多い状況です。品切れは、組合員さんの「せっかく行ったのに、購入できなかった」という残念な体験につながります。
9月の花ヶ島店 佐川嘉宏店長の雑感の一部を紹介します。
フロア部門の小原明美さんは、組合員さんからショートニングの場所を聴かれ一緒に探しましたが、見当たりませんでした。お詫びをし、調べて後ほど返答をすることをお伝えすると、お菓子を作るために、それだけを買いに来られたことが分かりました。
〝何とかしたい〟と思った小原さんは、ベーカリー部門で使っているショートニングを、小分けにできないかと思いつき、ベーカリー部門に相談に行きました。ちょうど支援に来られていた店舗支援部の久家昌子サポーターに事情を話すと、快く小分けにしてくださり、値付けをして組合員さんにお渡しすることができたそうです。
お店でメモを片手に買い物をされている方をよく見かけますが、その日のメニューを決めて買い物に来られている方だと思います。買いたい商品が品切れしていたら、その日のメニューを変えないといけない、あるいは他の店に買いに行かないといけないということになります。
組合員さんはコープみやざきの店舗に行けば、欲しいものが揃うということで、お店を選んでくれていると思います。「わざわざ来ていただいたのに、がっかりさせてしまった」という声を聞くと、本当に申し訳なく思います。
積み重ねられた情報や数値でみることを大事に、品切れを徹底的になくして、欲しいものが気持ち良く買える状態をつくっていきます。
来店された組合員さんに「せっかく行ったのに…」そんな思いをさせないよう、全部門で徹底して品切れをなくしていきましょう。
2025年10月17日 おおさこ まさのり
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