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【心の平和】を大切にして、自分にできることを考えて取り組んでいきます

2025/07/23

先週、研修で長崎に行ってきました。この研修でとても心に響いたのが、被爆体験を語ってくださった三田村静子さんの講演でした。
三田村さんは3歳8ヶ月の時、爆心地から4キロ離れた自宅の縁側で、兄弟4人と食事中に被爆しました。放射線降下物と思われる灰がご飯の上に降りかかり、幼い三田村さんはそれを食べてしまったそうです。のちに三田村さんやご兄弟、そのお子さんががんを発症し、お亡くなりになった方もいます。三田村さんは今、自身の体験と他の被爆者から継承した貴重な体験を通して、放射線の恐ろしさや平和の大切さを語り、核兵器廃絶を訴える活動を続けておられます。

講演後、研修参加者の「平和の活動で何か、私たちにできることはありますか?」という問いに、三田村さんは優しく答えてくださいました。
「【心の平和】を大切にしてほしいです。そのために私は、【あいうえお】の話をしています。【あ】は、あいさつ。あいさつは心の花束です。お金もいらない、心と心のプレゼント。言葉と言葉で、感謝の気持ちをつないでください。【い】は、命。知覧の資料館で若い人の命の尊さを知りました。命を大切にしてください。【う】は、美しさ。身の回りの環境をいつも美しくしていることが大事です。【え】は、笑顔。笑顔には人が集まります。【お】は、おもいやり。優しい声かけは、またがんばろうと思える力になります。【あいうえお】を大切にして、まずは自分の心を平和にしてください」。

昨年、日本被団協のノーベル平和賞受賞が話題になりました。コープみやざきも長年、平和の募金を通じて寄付をしています。私もわずかではありますが、募金をしていこうと思います。
私たちが日々、平穏なくらしや事業ができているのも、平和だからです。これからも未来の世代に、戦争も核兵器もない安全で平和な世界を引き継ぐために、【心の平和】を大切にして、自分にできることを考えて取り組んでいきます。
組合員さんをハッピーに!職員もハッピーに!

共同購入事業本部長 西岡秋二

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