よりよいサービスを目指して
2025/05/22
生活事業本部では、住宅や共済(保険)、旅行など、くらしに関わるさまざまなサービスを承っていますが、今回はその中で、「旅行センター」で働く職員の報告についてご紹介させていただきます。
先日、94歳のお母様と、言葉を発するのが難しい息子さんが、沖縄旅行の相談に来られました。お母様は「私が元気なうちに、息子に一人で旅行できる経験をさせてあげたい」と話してくださいました。その言葉に、胸を打たれました。
ご希望に沿って、飛行機、ホテル、レンタカーなどを一つひとつ丁寧に手配していくと、そのたびにお母様は、そっと息子さんの手を握りながら話されていたのがとても印象的でした。そして、すべての手配が整ったとき、お母様は涙をうっすら浮かべながら「いろいろ、ありがとうございました」と言ってくださいました。
今はネットで何でも予約できる時代ですが、顔を見て話し、想いを聞いてこそ、気づけることがあります。「人と向き合うことの大切さ」をあらためて感じさせてもらった、貴重な経験でした。気づかせていただいた組合員さんに感謝です。(旅行センター職員の報告より)
依頼者の思いは、一人ひとり違います。だからこそ、私たちはその想いに寄り添って、一緒に考え、一緒に動くことを大切にしたいと思います。そのためにも、依頼者の思いに対して素直に耳を傾けることが何よりも大切だと感じました。
ネットでは汲み取ることのできない組合員さんの願いに、しっかり耳を傾けながら、信頼と感動を届けられる仕事をしていきたいと思います。今後とも、よりよいくらしの実現に向けて、お取引先の皆さまと、共に歩んでいけますことを願っております。引き続き、お力添えいただきますようよろしくお願い申し上げます。
生活事業本部長 甲斐 大策
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