着任

「着任」
初めに、【令和６年能登半島地震】によって被災に遭われた多くの方々とそのご家族。そして、ライフラインの懸命な復旧作業に携わる方々のことを思うと心が痛み、日を追う毎に見えてくる現実に目を覆いたくなります。被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。今こそ、まず私たちがなすべきことは、私たちの家族や大切な人たちのために、災害に備えることだと思います。
コープみやざきでは、被災者と被災地を支援するための募金活動を行っています。今後は、コープいしかわ様からの人的支援の要請に応える形で、少しでも力になりたいと思います。「ぜひ、現地で支援に参加したい！」「困っているコープいしかわの職員や組合員さんのお役に立ちたい！」と思われる方は、所属長を通して、各本部長に連絡をお願いします。地域責任者の方でも、できる限り代配調整を行いたいと思います。

改めまして、昨年１０月３１日に専務理事に任命されました泰山誠(たいやま　まこと)と申します。職員の皆様が、普段から、【私たちの供給する商品を中心に家族の団らんがはずむこと】にご尽力くださり、心より感謝いたします。
初めての専務雑感になりますので、自己紹介をさせていただきます。
見た目は還暦でも５１歳。延岡生まれで、妻、実母、次男の4人家族です。昨年、長男が所帯を持ち、少しだけ肩の荷が降りました。
入協後、２２年間お世話になった共同購入では、地域責任者を６年。その後は、主にエリア長を務めてきました。数多くの出会いの中で、仕事をする上で大事なこと、様々な考え方や価値観があること、受け入れることや許すこと、感謝することの大切さなど、生きていく上で大事にすべきことを学ばせていただきました。
そして７年前、店舗事業本部に辞令をいただきました。店舗事業に関する知識を持ち合わせていない私を受け入れてくださり、様々な経験や教えをいただきながら今に至ります。ここでも、すばらしい方々との出会いに恵まれました。
好きな言葉は「一期一会」。大事にしていることは、人の長所をさがすこと。そして、人との出会いから「学ぶ」こと。これまで出会った方々からの学びが、私の糧になっています。また、「感謝すること」を大事に生活しています。

昨年５月２９日、コープみやざきは設立５０周年という大きな節目を迎えました。
設立当時からこれまで、コープみやざきを支えてくださる一人ひとりの組合員さん。すべての役職員。お取引先様の努力の積み重ねの上に、今のコープみやざきがあります。
その方々への感謝を忘れずこの役割と向き合い、私がしてもらったように、後輩にバトンをつないでいくことが、大きな使命の一つと認識しております。

今年も２０２４年基本方針に添って、「だれのために」「何のために」の目的意識と日々の小さな努力の積み重ねを大事に、「ありがとう」の言葉をたくさんいただきながら、皆で【宮崎の地でキラキラと光る組織】を創りたいと思います。
私自身の実力は、私自身が一番理解しておりますが、皆様のお力なしでは何もできません。
これからお力添えのほど、よろしくお願いいたします。
（２０２４年１月　泰山誠）