組織としても、失敗・成功をスピーディーに交流し、財産としていきましょう
パリオリンピックが開催されています。感動あり、涙ありの連日のメイクドラマに、寝不足気味になっている方も多いと思います。この大会に向けて、絶えまぬ努力をされてきた選手や関係者の姿は、応援する私たちにも勇気と力を与えてくれました。
7月24日(水曜)は『土用丑の日』でした。早朝から出勤されていた職員の皆さん、大変お疲れ様でした。当日は、目に留まるPOPやディスプレイ、美味しそうな試食や見本もたくさん準備されており、うなぎ関連商品は昨年を上回る利用となりました。ありがとうございました。
水産部門のサポーターの振り返りや掲示板には、各店での多くの工夫の他に、
「商品を贈りたい組合員さんのために『冷凍うなぎ』を早めに展開した」
「一緒にご利用いただけるように『冷凍のしじみ』も2サイズ案内した」
などの、今年の特徴的な取り組みと、
「安価な中国産うなぎが美味しく、利用が伸長している」
「近くの店には、冷凍の刻みウナギが品揃えしてあった」
「『丑の日』前日の取り組みが、十分ではなかった」
など今後に生かすこともたくさん書かれていました。
そんな中、宮脇店水産部門マネージャーの矢野寛太
さんは、来年に生かせるようにと、対面試食を行った際に聴けた組合員さんの声が、一枚の紙にまとめられていて、大変感心致しました。記憶が新しいうちに振り返ることが大事だと思います。
先日、日南店リニューアルの『商品計画振り返り会』がありました。店舗のリニューアルは今後10年の営業に耐えられるように、劣化している建物の補強工事などを行うことはもちろんですが、『どのような計画で組合員さんに満足していただく品揃えや案内をしていくか』が最も重要となっており、リニューアルの計画は、そのお店だけでなく、今後コープみやざきの店舗が安定して運営できるかどうかを検証し、積み重ねていくものでもあります。
今回の振り返りでは、仮説を立てて新たに取り組んだことや変更したことが、大きな成果をあげていることがよく分かりました。
水産部門ではスペースが十分でないバックヤードに『寿司室』を作ることは困難だと思われていましたが、開発室の奈須大孝さんと黒木渉さんが、備品をコンパクトにするなど工夫をしてくださり、職員からも「使いやすい」と好評だとの報告がありました。
また、陳列場所の変更で支持が下がり、品出しの効率が悪くなっている買い場もありましたが、今後改善していく予定です。
毎年経験を生かしながら積み重ねて、組織としても、失敗・成功をスピーディーに交流し、財産としていきましょう。
2024年8月2日 おおさこ まさのり
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