「蜘蛛の巣」から「ミツバチ」へ
年度初めのこの季節は、初心者マークを付けた車をよく見かけます。この春、進学や就職を機に運転免許を取得された方も多いと思いますが、安全運転を心がけて、新生活を楽しく歩んで欲しいと心から願います。
先日、店舗支援部 水産部門サポーターの中武彰さんからお聴きした、お子さんとの会話を紹介します。
当時小学三年生だった娘さんから、「お父さん、学校で教わったんだけど、どうして横断歩道を渡る時は手を上げて渡らないといけないの?」と尋ねられた中武さん。フル回転で記憶を呼び覚まし、「子どもは体が小さいから、運転手さんから見えづらいんだよ。でも手を上げると大人と同じくらいの大きさになるから、運転手さんに気づかれやすくなるんだよ。だからきちんと手を上げて渡ろうね」と答えたところ、「そうなんだ。分かった」と納得していたそうです。
コープみやざきには、毎週のように新しい職員が入協されています。聞いたことのない専門用語や疑問に思っていることもたくさんあると思いますが、どんどん周りの職員に率直に質問をして、自分の成長に繋げて欲しいと思います。質問を受けた職員も、答えることで自分の知識がさらに深められますので、一つひとつ丁寧に答え、お互いが学び合える素晴らしい組織にしていきましょう。
話は変わりますが、皆さんの手元に【総代会議案書】が届いていると思います。この中には、職員の皆さんが組合員さんから聴いて発言してくれたことで改善できた事例や、喜ばれた事例がたくさん載っています。私たち役職員の「具体的な事例で基本方針の心を学ぶ教科書」ですので、しっかり読み込んで感想を聴かせてください。
昨年出された、浜町店 R・C部門の甲斐鈴奈さんの感想文を紹介します。
改めてコープみやざきは組合員さんの声で成り立っているお店なのだと思いました。他の店舗、部門、事業所がありますが、全員が組合員さんに喜ばれる対応をしてくれているから、コープみやざきをたくさん利用していただけるのだと感じました。
生協の事業は、「組合員さんの生活に必要な商品の購買に応える事業」です。組合員さん一人ひとりのくらしの願いを実現するためには、一つひとつの声をきちんと受けとめ、観ること・聴くこと・そして丁寧に応えていくことを全力で進めることが大切です。
「蜘蛛の巣」から「ミツバチ」へ~蜘蛛の巣を張って待つような「受け身の仕事」ではなく、ミツバチが懸命に蜜を集めるような「能動的な仕事」が必要です。
積極的に組合員さんの声を聴いて、【こんなこと聴けたよ!気づいたよ!報告書】で発信してください。
組合員さんから寄せられた声は、組織の「宝」として事業に生かしていきます。
2025年4月25日 おおさこ まさのり
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