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当たり前に見えることの向こう側にいる人を想像し、感謝する

2026/08/14

今年も共同購入事業では、暑さ対策としてお盆の週の配達を休みにしました。そのため、お盆の買い物に店舗を利用された組合員さんも多かったと思います。
普段とは違うくらしの中で、ご不便をおかけしたこともあったかもしれませんが、皆さんが「何か困っていることはありませんか」と声をかけ、共感を大切にしながら寄り添った対応をしてくださったことで、組合員さんも安心して買い物をしていただけたのではないでしょうか。ありがとうございました。
組合員さんが何に困っていたのか、どんな声かけが喜ばれたのか、そして私たちに何ができたのかを、展開や利用状況も含めてしっかりと振り返り、来年に生かしましょう。

先日、お盆の前に墓参りに行きました。7月に行った際には、墓の周りに草が生い茂っていたため、今回は草刈りもしようと鎌も持参しました。暑い中での草刈りを覚悟していたのですが、着いてみると草はきれいに刈られていました。おそらく、委託された業者の方が刈ってくださったのだと思います。

最初は、〝きれいになっていて良かった~〟と思いましたが、鎌を持参していたこの日は、〝この暑い中、誰かがここまで来て、きれいにしてくださったんだ〟と、いつもとは違う気持ちになりました。自分で草を刈るつもりだったからこそ、その大変さも想像でき、いつも以上にありがたさを感じました。

そのとき、ふと思い出した文章があります。「ゴキブリキャップ」で知られるタニサケさんの社内報に、社長が書かれていた「当たり前は、当たり前じゃない」という言葉です。

その文章には、電気、水道、ガスなどがいつでも使えること、街中にゴミが落ちていないこと、公共交通機関が定時に運行していることなど、私たちが普段「当たり前」と思っていることも、誰かがその状態を保つために、動いてくれているからこそ成り立っている、ということが書かれていました。

今回、草がきれいに刈られた墓の周りを見て、その言葉を実感しました。何も意識しなければ、「きれいになっている」という結果だけを見て終わっていたかもしれません。しかし、その「当たり前」の向こう側には、暑い中で草を刈ってくれた誰かがいます。
これは、私たちの仕事にも通じることだと思います。
私たちは一緒に仕事をしていても、お互いの仕事のすべてが見えている訳ではありません。誰かのために準備をしたり、困らないように先回りしたり、目には見えない誰かの仕事が他の仲間の仕事につながって、組合員さんをお迎えすることができています。

「当たり前は、当たり前じゃない」

当たり前に見えることの向こう側にいる人を想像し、感謝する。そして、仲間の仕事についても、見えていることだけではなく、その向こう側を想像してみる。

私たち自身もまた、誰かの「当たり前」を支えている一人です。お互いの仕事を理解し、認め合い、「ありがとう」を伝え合える組織でありたいと思います。

2026年8月14日 おおさこ まさのり

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