「人に尽くして喜んでもらう幸せ」
2011年3月11日の東日本大震災から、丸十二年が経ちました。改めて、被災された多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。コープみやざきでは、この日に安否確認訓練を行いました。休みの方々を含めて、ご協力ありがとうございました。今回の訓練で得た教訓は、店長とサポーターマネージャーで構成される「採用・労働安全・安全運転プロジェクト」で振り返り、これからに生かします。皆様方お一人おひとりも同様に、万が一の備えをよろしくお願いいたします。
話は変わりますが、東日本大震災から数年経った頃、他生協様が主催する「被災地研修」に参加させていただきました。震災から数年経ったにも関わらず、被災の傷跡がそのままの場所が多数あり、「語部(かたりべ)」の方々から、当時の状況を写真も交えながらお聞きする機会がありました。また、被災に遭われた方々が集う「サロン」と呼ばれる集会所に伺うと、ご家族を亡くされた方がいらっしゃり、「被災するとはどういうことなのか」が生々しく伝わってきて、胸が締めつけられる思いでした。
漁協組合でお手伝いをする機会もあり、海辺での寒い中でしたが、「少しでも力になれたら」という思いでお手伝いをさせていただきました。ひと通り仕事が終わると漁師さんから、「寒い中、ありがとうございました。元気をいただきました」と、笑顔と一緒にお礼の言葉をいただき、「何とも言えない幸福感」を感じることができました。「この感覚は、何だろう?」と考えてみると、「人のために、人に喜ばれるためにしていたこと」が、実は「自分自身の心を満たしていたこと」「自分自身も幸福にしていること」と気づきました。「人からしてもらう幸せ」もありますが、「人に尽くして喜んでもらう幸せ」もあることに改めて気づかされました。
コープみやざきの仕事は、「組合員さんに『喜ばれること』を徹底して行うこと」ですので、それを実行することで、私たちの心も満たされ幸せな人生を送ることにつながり、「組合員さんを笑顔に」、そして「私たちも笑顔に」の循環をつくることができます。
「人に尽くして喜んでもらう幸せ」を感じながら、日々の仕事の中で、組合員さんにも周りの職員にも『喜ばれること』を徹底して行いたいと思います。
2023年3月17日 たいやま まこと
最近の投稿
-
2025/12/19店舗事業本部食卓のシーンを思い描きながら、最高のおもてなしをしていきたいものです
-
2025/12/12店舗事業本部マニュアルを超えたところに〝神対応〟が生まれるのだと思います
-
2025/12/04店舗事業本部「ひと言添える」を実践し、「人の温もりや優しさ、共感にあふれたお店」をめざします
-
2025/11/28店舗事業本部「自らつくる安全、健康づくり、自分の体は自分で守る」の視点で、安全な職場づくりをさらに進めていきましょう
-
2025/11/21店舗事業本部組合員さんのくらしに役立てる品揃えや提案を強め、献立が思い浮かぶ買い場をつくっていきましょう
-
2025/11/14店舗事業本部「迷ったり困ったりした時は、基本方針書を参考にする」ことを基本に、みんなで力を合わせて前進していきましょう
-
2025/11/06店舗事業本部「ゆとりある行動」「安全第一」を心がけていきましょう
-
2025/10/30店舗事業本部小さな発信が全体に広がり、大きな改善につながります
-
2025/10/27店舗事業本部助け合い、支え合いながら、笑顔と感動の輪を広げていきましょう
-
2025/10/17店舗事業本部品切れを徹底的になくして、欲しいものが気持ち良く買える状態をつくっていきます
