「物事を成し遂げるために必要なプロセス」
6月27日(火)、通常総代会が行われ、県内各ブロックから選出された125人もの総代さんが、足を運んでくださいました(委任出席と書面議決を含めると、330人の総代さんが参加)。日々の皆様方の努力のおかげで、心あたたまる期待や喜びの声を、たくさんいただくことができました。ありがとうございます。参加された組合員さんや理事の皆様、総代会事務局の坂本健一さんをはじめとした総務部の職員に感謝いたします。
話は変わりますが、ワールドベースボールクラシックで優勝した侍ジャパンの、ヘッドコーチであった臼井一幸さんのインタビュー記事が目に留まりました。コープみやざきの仕事に通じるところがありましたので、紹介させていただきます。臼井さんは、「なぜ侍ジャパンが世界一になり、多くの人に感動を与えることができたのか。これには、明確な理由がある」と言われています。
一つ目は、『野球に携わる全ての人にプラスの影響を与えること。野球を通して多くの人に元気、勇気、感動を与えたい』という「目的」と、『世界一になる』という「目標」が明確だったこと。そして、それを皆が共有し自分事として捉えていたことを挙げられていました。
次に、『凡事徹底』ができていたこと。例えば、ヌートバー選手は、平凡なゴロやフライでも打った瞬間から全力で走り、相手にプレッシャーを与える、その彼のプレーが観るものを感動させ、チームに活気があふれます。そうやって、『感動を与える』という「目的」のためにチーム全員が全力でプレーし、それを皆で徹底したことで、『世界一』という「目標」が達成できたと言われています。
また、皆が笑顔で明るくのびのびとプレーしていた理由として、「過去に焦点を合わせた関わり合い」ではなく、「目指している目的や目標に焦点を合わせた関わり合い」があったようです。
例えば、「なぜ全力疾走しなかったんだ?」という過去に焦点を合わせた関わりではなく、「明日の試合で君はどうしようと思っているのか、その気持ちを聴かせて欲しい。(中略)そうすることでチームの勝利につながるよね。ファンからの声援をもらえるよね。それが我々が目指していることじゃないか。明日はがんばろう!」と、目的や目標に焦点を合わせた言葉を選び、最後に前向きなメッセージを与えて、選手たちの笑顔をつくっていたようです。
仕事の「目的」と「目標」を、皆で共有すること。そのために、「凡事徹底」を行い感動を与える仕事を積み重ねること。そして、「目指している目的や目標の関わり合い」を通して、コープみやざきはもちろん、ここで働く私たちも、キラキラと輝いていたいと思います。
2023年 7月7日 たいやま まこと
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