一つひとつの声に込められた思いまで、しっかりと受け止めていきます
4年ぶりにチームリーダー全員が集まっての研修交流会を行いました。今回は「わが家の声カード」を読み込み、組合員さんの声から「喜ばれていること」「もっとがんばりたいこと」を出し合い深めて、これからの仕事に生かしていくことをテーマに行いました。
日向支所 山本和弥さんの感想「読みながら改めて感じたのは、組合員さんの意見、利用されている方の声で生協は成り立っているということです。生の声はとても大事で、良いことも悪いこともたくさんあり、一つひとつ声の背景やくらしを考え交流する中で、気づかされることがたくさんありました。聴くことが大事ですが、そのためには組合員さんとのコミュニケーションが必要で、言ってもらいやすい関係を丁寧に築いていきたい。」
初代会長の山根弘子さんが、設立50周年記念座談会でおっしゃっていた言葉を紹介します。「コープみやざきが『ピラミッド型』で運営していた時代は、理事会で決めたことを運営委員さん(現コープ委員さん)を通じて班会におろして、組合員さんに向けて『こうやってもらいたい』と、理事会からおろすような形でやっていたの。ところが周りを見回したら、命と向き合っている看護婦さんたちが一生懸命仕事してらっしゃるのに『家に帰ったら手作りでお料理をしなさい』とか、そんなこと言えるんやろか?とか。私みたいな何にも社会の役に立ってないような者が偉そうに『コロッケは手で作りなさい』なんて言えないよね、とか思って…。もう知らない!次は会長を辞めよう!と思ってたの。でもそれから運営のあり方をひっくり返して『組合員さんが望むような生協をつくりましょうよ』っていう話だった。あ~それだったら組合員さんから意見を聴いて、それに基づいて物事を決めていければいい。それなら続けてもいいかな、と思ったのを覚えています。」
「組織改革」は1984年ですので、今から40年前の話です。会長としての当時のご苦労は大変だったと思います。そんな先輩方の努力で、現在のコープみやざきの根幹となる考え方が形づくられてきました。これからもみんなで深めていきたいと思います。
7月10日から「わが家の声カード」の配布が始まります。組合員さんが「自分の声が生かされている」「自分も役に立っている」と実感してもらえるように、一つひとつの声に込められた思いまで、しっかりと受け止めていきます。
共同購入事業本部長 西岡秋二
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