「商品の気持ちになってみる」
朝晩、肌寒くなってきました。皆さんも、風邪などひかないようくれぐれもご自愛ください。
先日、出張で大阪に行く機会をいただき、その流れでいくつかのスーパーに足を運んでみました。そこで目にした最先端の設備、商品作りや品揃えに「ここに丸一日居ても飽きないだろうな(笑)」と思えるほどの店もありました。一方、目に留まる目新しい商品の数々を観ている中で、「面白そうな調味料だけど、どんな料理に合うのかな?」「この新商品、手頃な価格だけど味はどうなのかな?美味しいのかな?」「店員さんが商品しか見ていないので尋ねにくいな」など、購入する立場から観ると何か物足りなさを感じることもしばしありました。
ここで花繰店の吉村浩昭店長の週報を紹介します。
【「いわしの丸干し」をご利用された組合員さんから、「すごく美味しかった」とお聞きしました。詳しくお聴きすると、コトPOPに、「フライパンで軽く焼くと美味しい」と書いてあったので試してみたら、想像以上に美味しくて、子どもたちに、「なぜ1パックしかないの!」って怒られた(笑)そうです。コトPOPを書いてくれた木下美智子さんに感謝です。(水産部門研修 井上敦士さんの、「こんなこと聴けたよ!気づいたよ!報告書」より)。
「コトPOP」は組合員さんと商品の距離を縮めるものです。「いわしの丸干し」をどう料理しようか迷っている方も多いと思います。そんな時に、木下さんのコトPOPはヒントになり、実際試してみたら美味しく、子どもさんたちが喜んで食べてくれたことが、お母さんにとっても嬉しかったのだと思います。組合員さんから聞いた声の紹介も大切ですが、特に馴染みのない商品や新しい商品は、調理方法や美味しい食べ方などを紹介すると、喜ばれると思います。木下さんに感謝です!】
今週の紙面に、花ヶ島店衣料部門の練石敦子マネージャーが、「すぐさま組合員さんに教えていただいた声をコトPOPにした事例」を掲載していますが、来店くださる組合員さんは商品を観ながら、「この商品は私のくらしのどの場面で役立つだろうか?」「私のくらしに役立つ商品はどれだろうか?」と思案されながらお買い物をされています。そして、そのくらしと商品が噛み合った時に購入し使われ、その商品が「期待以上の価値」を発揮した時、初めて笑顔になれると思います。
商品の気持ちになってみて、「私はここにいるのよ。私を見て!私を手に取って」という商品の気持ちに応えるようなコトPOPや陳列の工夫に皆で知恵を込め、「『私たちの供給する商品を中心に家族の団らんがはずむこと』をめざしていきたいと思います。
2023年 10月20日 たいやま まこと
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