【私たちの文化祭】を通して感じた、「店」が持つ力
今週の常勤理事会の中で、経営企画室 室長の木山浩一さんより、「コープみやざき設立50周年記念企画の一環で、【私たちの文化祭】と称して、組合員さんや職員の作品を、各店舗に展示する企画をさせていただきました。店長が組織する『組合員さんの満足度アップ プロジェクト』に協力いただきながら進めた結果、多くの方々に喜ばれる企画になりました。多大なご協力に感謝いたします」との言葉をいただきました。その週の「店長週報」には、多くの店長からその企画についての報告があり、「ご来店くださる組合員さんに、喜ばれた企画となった」ことが伝わってきました。
ここで、そのプロジェクトリーダーでもある、赤江店の本田優介店長の雑感を紹介させていただきます。
【《50周年記念企画「私たちの
文化祭」で組合員さんとの繋がり
が深まりました》・・・写真の絵は、
よくご来店くださる男性の組合員
さんが、ご自身のお母様を描かれた
「鉛筆画」です。実はこの組合員さん、昔からよく来店されていたのですが、レジ職員の声かけで、最近コープみやざきに加入されました。そして、初めて自宅に届いた「ハロー!コープ」を読まれ、「私たちの文化祭」のことを知り、「私も出品したいのですが、間に合いますか?」と相談くださり、文化の日の当日に、展示場を拡張して追加した作品でした。私が赤江店に着任する前は、よくお母様と一緒にくつろぎコーナーで食事をとられていたそうで、お二人を覚えていた職員も多くいました。数年前からお母様を見かけなくなり、その理由を聴けずに心配していました。この作品について伺うと、「母は今施設に入っています。ちょうど100歳なんですよ!」と嬉しそうに一緒に来店されていた頃の話をしてくれました。「この絵のような笑顔で、仲良く息子さんと食事をとられていたのだろうな」と感慨深い気持ちになりました。文化祭をきっかけにくらしが聴けたひと幕でした。】
本田店長に話を聴くと、この組合員さんは鉛筆画が赤江店のくつろぎコーナーに展示されて以降、毎日のようにくつろぎコーナーの椅子に座られ、目を細めながらご自身の鉛筆画を眺められていたそうです。そして、絵画を見られている方に、とても嬉しそうに話しかけておられたそうで、私まで心が和まされました。
店の最大の使命は、「ご来店くださる一人ひとりの組合員さんの生活に必要な商品の購買に応えること」にありますが、そのことと併せて、このような思い出や感動を創り出す場としても喜ばれているコープみやざきの店舗や、それをつくる職員皆様に、感動さえ覚えます。改めて「仲間づくりやハロー!コープが持つ力」を再認識することができました。
『私たちの文化祭』に関わってくださった皆様に、心より感謝いたします。
2023年 11月17日 たいやま まこと
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