「相手の気持ちになって考える」「人の喜ぶことをする」
今月は全国的に厳しい寒さとなり、雪の影響で物流が滞ったり、農産物の生育に影響が出たりして、代替品の発注なども大変だったと思います。
上期面談シートには『2024年を振り返り、特に努力してきたこと』として、「少しでも発注に時間をかけられるように、立ち上げのスピードを上げました」「開店早々に来店される組合員さんにご利用いただけるように、朝の製造をがんばりました」「仮説を持って発注するようにしました」などと書かれていました。「買おうと思ったとき、欲しい商品があるか」の視点で、ご満足いただける買い場づくりを目指し、発注や製造に日々努力していただいていることに感謝いたします。
ここで、財光寺店畜産部門の津田くみ子さんの【こんなこと聴けたよ!気づいたよ!報告書】を紹介します。
組合員さん「この『ローストビーフ』と『ローストポーク』はそのまま食べられますか?」
津田さん「そのままで食べられますよ」
組合員さん「今日は私の誕生日で、息子が東京から帰って来てお祝いをしてくれるの」
津田さん「おめでとうございます!」
組合員さん「ありがとうございます」
組合員さんは、『ローストビーフ』と『ローストポーク』どちらも利用されました。遠くからお祝いに帰って来られる息子さんと、嬉しそうに話される食卓に、私たちの供給する商品が並ぶことは、素直に嬉しいです。
財光寺店では、リニューアル時に『ローストビーフ』と『ローストポーク』をコーナー化して品揃えを始めました。宮路裕也マネージャーをはじめ、部門職員の皆さんが陳列や展開方法を工夫し、日々の発注に気をつけてくれていることが、今回のご利用につながったのだと思います。大事な記念日のお役に立てることを、大変嬉しく思います。
リサイクルセンターの瀧元幸次さんから、メールで送っていただいた古紙業界紙の【古紙ジャーナル】に、『社会人として大切なことはみんなディズニーランド教わった』の著者の講演内容が掲載されていたので、その一部を紹介します。
パレードを楽しみにしていた家族が、何時間も待った末に、突然の夕立で中止になってしまう。お客さんはそのお知らせに、一斉に落胆した表情を浮かべました。私は〝雨が降ったのは俺のせいじゃないし〟と他人事のように考えていましたが、休憩所で先輩たちが、「駐車場に鹿児島ナンバーの軽自動車があり、家族4人で来ていたよ。ディズニーランドに来る人たちはそれぞれ特別な思いを持って訪れる。私たちはその気持ちを大事にしなきゃいけないんだ」という話をされていました。その話を聞き、お客さんの悔しさや悲しさに私は全く寄り添えていなかったことに気づき、この出来事を通して、初めて『お客様の気持ちを想像する』ことの大切さを痛感し、本当に相手の気持ちを理解して寄り添う。それこそが本当のサービスだと学びました。
方針書にあるように、「相手の気持ちになって考える」「人の喜ぶことをする」ことで、相手の喜びを自分の喜びにしていきましょう。
2025年2月28日 おおさこ まさのり
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