「名前」を大事に
日常業務に加え、猛暑や新型コロナウィルス罹患の人員不足による連勤、お盆の買い場づくりなど、本当にありがとうございます。
送り出してくださるご家族にも、心から感謝いたします。
私も今の役割を担わせていただき、半年が過ぎました。責任の範囲と深さが増えましたが、同時に、感謝の範囲と深さも増え、とても幸せな気持ちで日々の業務に携わることができています。皆様方の日々の支えのおかげです。
ありがとうございます。
今回の「団らんにゅ~す」に花繰店 水産部門マネージャー 工藤亮さんの「子どもさんの名前を聴いて、おめでとうメッセージに名前を添えて喜ばれた事例」と、浜町店 惣菜部門の宮脇サカエさんの「勇気を出してお名前を聴いて対応し、組合員さんから『名前を憶えてくれて嬉しいです』の言葉をいただいた事例」を紹介させていただきました。
余談ですが、私が高校二年生のクラス替えの後、国語の担任の松本先生が、初めて出欠を取る際に、「たいやまくん」と正しい名前で呼んでくださったことを今でも覚えています。
毎年この場面では、「はたやまくん」「やすやまくん」「たいざんくん」最終的には、「たいやきくん(これは盛りました)」と呼ばれることに慣れていたので逆に驚いたことを覚えています。松本先生、今さらですがありがとうございます(笑)。
改めて「名前」で呼ばれることの意味を振り返り考えてみると、「名前」で呼ばれることで、「私と向き合ってくれている」「私を大事に思ってくれている」「私のために…が伝わってくる」「認められている」などの心地良さ、ささやかな幸福感を感じることにつながりますし、名前で呼んでくださった相手の印象も強く残ります。先に紹介させていただいた二つの事例は、ともにそのような心地良さや幸福感を感じられ、『私のお店』を実感していただけたのではないかと思います。
今年の基本方針にある「『あいさつ』を出発点に、職員間のコミュニケーション(つながり)を強めます」を受け、全店のフロア部門では、意識的に名前を呼んであいさつを行うことに取り組まれています。相手の「名前」を大事にすることは、「相手」だけでなく、「互い」を大事にすることにもつながり、やがて【めざす「すごい」組織】に近づけてくれるような気がします。
基本方針書3ページ【めざす「すごい」組織】
(1)大きな組織の構成員(組合員・職員)一人ひとりが、信頼をもとに血液が流れているようにつながっている組織。
(2)そこで働く職員が目的・目標(組合員さんに心から満足してもらえるような状況を創り出すこと)に向かって心をひとつにして、各人がやりがいをもって役割をはたしている組織。
(3)常によりよいものをめざして、学びあい変化し続ける生きた組織。
(4)事業として成り立ち、組合員さんも職員もお取引先も協同が感じられ満足が得られている組織。
2022年8月26日 たいやま まこと
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