先入観を持たずに『素直に聴く』
春ですね。ご家族が卒園や卒業を迎える職員の皆さん、おめでとうございます。組合員さんのくらしも変化する季節。その変化に早く対応できるように、私たちの一斉異動は2月末におこなっています。組合員さん一人ひとりを知ることが、お役立ちの第一歩になります。元気にあいさつをしていきましょう。
東支所 甲川昇吾エリア長の報告より。「日高孝典さんの事例。新しい配達地区のコマ図に、【○○時までに配達】と時間指定のある受取場がありました。配達時はお会いできなかいので、支所からごあいさつの電話をした時『時間の指定があると引き継いだのですが、何かご事情があるんですか?』と聴いてみました。すると『前は水曜日だったのでその時間までに持ってきてもらわないといけなかったんですけど、今は曜日が変わったから何時でも大丈夫ですよ』と言われたそうです。日高さんは『組合員さんに聴いてみないとわからないこともたくさんあるので、組合員さんに興味をもって聴いていきましょう』と朝礼で発信してくれました」。
西支所 戸髙孝一郎エリア長の報告より。「井上誠仁さんの事例。新コース1週目、『カタログを停止したい』と申し出がありました。理由を聴くと『物価高で少しでも生活を切り詰めていきたいと思った時に、戸配手数料が気になって』とのことでした。今週配布のカタログは【ありがとう1割引き】企画だったので、カタログを一緒に広げながら説明しました。『カタログの価格の見方って知っていますか?』『そんなの気にしたことがなかったけど…』そこでベスト100やお買い得、特価など表示の説明をすると『価格表示の意味がわかると節約にもなるね。教えてくれてありがとう』と続けていただけることになりました」。
日高さんも井上さんも先入観を持たずに『素直に聴く』を実践したことが、気づきや喜ばれる対応につながっています。前担当からの引き継ぎ事項は大切にしながら、疑問に思ったことは組合員さんに聴いてみましょう。くらしは常に変化しています。組合員さん一人ひとりのくらしや思いを聴き、共感できることが増えれば増えるほど、地域責任者の仕事は楽しくなります。
「人に興味を持ち、心を動かす」
共同購入事業本部長 西岡秋二
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