「人に興味を持ち、心を動かす」
わが家の声カードで、地域責任者への感謝の声がたくさん寄せられています。手書きで気持ちを込め、丁寧に書かれる様子が伝わってきます。声の一つひとつに地域責任者が書く優しい回答にも、温かい気持ちになります。
延岡支所受取場所の組合員さんより。「30年前、病院のベッドに横たわり不幸のどん底にいた私に、主人が生協のカタログを持って来てくれました。見ると来週注文でその翌週に商品が届く…その時は家にいるなと思ったら、気持ちが明るくなったことを思い出します。生協って『前を向ける商品』ですね。子どもの行事やお弁当におやつ…と、商品1つ1つが思い出です。子どもたちも大人になりましたが、リフレッシュが大好物で帰省のたび飲んでいます。母が亡くなり家族がほぼいなくなったわが家ですが、子どもたちが帰省する日のため、なくてはならない生協です」
この声を読んだ担当の金子卓貢さんが「読んだ後お話を聴きたくなり、お電話しました」と書かれていました。金子さんと組合員さんの会話や表情が目に浮かぶようです。「人に興味を持ち、心を動かす」金子さんの感性と行動の早さが素晴らしいと思いました。
日南支所の渡辺俊介さんは「【串揚げセット】この頃あまりカタログにないので…」とだけ書かれたカードを見て「お役に立てないか?」と組合員さんに連絡を取りました。商品は「4種のシーフード串揚げセット」、ご家族みなお気に入りとのことでした。商品本部に確認すると3月1回に企画があるとわかったのでその旨お知らせし、合わせて「お約束便」も紹介すると「それなら頼み忘れがないね。ありがとう!」と喜んでいただきました。
カードを受け取ってそのまま提出していたら、回答まで時間がかかったりかみ合わない回答になったかも知れません。読んだ瞬間「お役に立てないか?」と一歩踏みだし行動したことで、組合員さんの本当の思いを聴いて喜ばれることにつながりました。
声がたくさん寄せられるかどうかは、聴く側受け止める側の行動次第です。せっかく組合員さんが勇気を出して言っても、反応がなければ2度と言ってくれません。逆にちゃんと対応すれば信頼が増して次の声につながるし、周りにも声を出すようすすめてくれると思います。
組合員さんをハッピーに!職員もハッピーに!
共同購入事業本部長 西岡秋二
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