気持ちの良い「あいさつ」と「1年のご利用への感謝」を伝えていきましょう。
新しい担当地域。地図を見ながら、安全運転に集中して配達してくれている地域責任者の皆さんに感謝いたします。引き続き、気持ちの良い「あいさつ」と「1年のご利用への感謝」を伝えていきましょう。
東支所(現西支所)坂元涼平さんの報告から。「組合員さんが亡くなった、と娘さんからうかがいました。毎週玄関先で配達を待っていてくださり、ニコニコしながら『ニュース楽しく読んでいます。ありがとう』と言われる方でした。『元気になったら何がしたいですか?』と介護の方が聴いたら『もう一度生協の配達を利用したい』と返事されたそうです。私は400人以上の組合員さんを担当していますが、組合員さんにとって担当は私1人です。この方にもっとしてあげられることはなかったか、と思いました。今関われていない組合員さんたちと、これからお話ししていこうと思います…」。
報告を読んで、泰山誠店舗事業本部長の雑感を思い出しました。「私が学生の頃、日航ジャンボ機墜落事故が起きました。520人もの方々が犠牲になりました。犠牲者の中には、事故当日に東京ディズニーランドを楽しんだゲストの方も多数おられました(ディズニーランドではお客様を『ゲスト』、お迎えするスタッフを『キャスト』と呼ぶ)。事故の数年後、キャストの一人が事故当日の自分の仕事を振り返り「その日は気分が優れず、ゲストに十分なおもてなしができていなかった」と深く後悔した…という話を聴きました。『一期一会』の大切さを痛感しました…」。
一期一会(いちごいちえ)とは「一生に一度しかない出会い」を表す言葉ですが、「毎日会う家族や友人、職場の仲間も含め『すべての人との出会いや時間は、二度と巡ってはこないたった一度きりのもの』と考え、感謝して思いやりを持ちましょう」という意味もあるようです。
配達先で組合員さんが待っていてくれるのは、当たり前のことではありません。坂元さんのように「かけがえのない時間」と考えて感謝し、笑顔であいさつし「お困りごとはないか」と寄り添っていってほしいと思います。
何ごとにも「一期一会」の気持ちで取り組むことは、心のこもった「あいさつ」や「感謝」を深めることにつながります。
組合員さんをハッピーに!職員もハッピーに!
共同購入事業本部長 西岡秋二
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