何気ない会話の中に、使う人の感じる商品価値やくらしの知恵、思いがあります
宮崎も梅雨入りしました。安全運転と体調管理をしっかりおこない、組合員さんへ笑顔と元気をお届けしましょう。
先日お役立ちプロジェクトで【こんなこと聴けたよ!気づいたよ!報告書】が話題になりました。論議を聴いて、最近印象に残った2つの報告書を思い出しました。
南支所 荒川遼太さん 【ミックスもやしニラ】
組合員さん「私これ好きなのよ。お皿に焼きそばを置いて【ミックスもやしニラ】をのせてレンジでチンするの。ソースをかけて完成。洗い物は少なくて済むし楽だからよく作るよ」
荒川「手軽でいいですね」
荒川さんの報告書を読んで、わが家でも試してみました。ネットの情報に「酒と塩コショウをかけるとおいしい」とあったので、組合員さんのレシピに酒と塩コショウをプラス。さらに冷凍豚バラを別にチンして混ぜ合わせ、最後にソースであえました。気になるお味は「おいしい!」。暑い日でも火を使わずに済むし、包丁まな板を使わないので後片付けも楽でした。わが家の定番になりそうです。
西支所 湯井宣吉さん【カメヤマローソク灯しび10】
湯井「このローソク、ちょっと短いんですね?」
Aさん「そうなのよ。私たちの年齢になるとローソクの消し忘れが怖いからね。もっと短い物もあるけど、お祈りしてる間に消えちゃうのも寂しいでしょ。この位が丁度いいのよ」
Bさん「それいいね。私も使ってみようかね~」
湯井さんとの会話を聴いた別の組合員さんが、商品の価値に共感して「使ってみたい」と言われています。毎日仏壇でローソクに火をつける組合員さんの姿が、同じように毎日ローソクを使っている妻の母の姿と重なりました。今度このローソクを紹介してみようと思います。
2人は何か特別な聴き方をしたわけではなく、商品を渡しながら何気なく聴けた声を報告してくれています。そんな何気ない会話の中に、使う人の感じる商品価値やくらしの知恵、思いがあります。
商品が使われる場面を想像できてその商品の価値に共感できると、「食べてみたい」「使ってみたい」という気持ちが生まれます。【こんなこと聴けたよ!気づいたよ!報告書】を書くのはエネルギーがいりますが、書くことで頭が整理できて気づきや知識も身に付き、自分の成長にもつながります。
共同購入事業本部長 西岡秋二
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