「相手の気持ちになって考える」「人の喜ぶことをする」ことに尽きる
3月に理事長を退任された河田公克さんの「感謝の集い」に参加させていただきました。河田さんの人柄を思わせる、手作り感あふれる優しく温かみのある会でした。奥様のお手紙で「亀田高秀さん(現顧問)に【柳丸店オープンおめでとうございます】と伝えた時、涙が出ました」と聴き、1号店店長としてのご苦労は相当なものだったろうと思いました。柳丸店オープン後の「にじのわ」には、少しやせ型で蝶ネクタイをした河田店長の写真が載っています。【組合員さんの声を生かす運営】で気にかけていることとして「きちんと話してくれる人はもちろんですが、何も言わない人の声にならない声にも注意するようにしています。組合員さんの表情や動作にも気をつけなければならないと思っています」と書かれていました。
会の最後にいただいた言葉でも「相手の気持ちになって考える」「人の喜ぶことをする」ことに尽きると話され、コープみやざきの方針からぶれない強い思いを感じました。40年間本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
西支所 戸髙孝一郎エリア長の報告より。「仲間大哲さんが配達中、組合員さんが『ポカリスエットの【粉末】が無かったのよね。ペットボトルだとゴミが出て、私は体が不自由だから捨てに行けないの…』と残念そうに話されるのを聴きました。日向支所 渕上友晴さんの『組合員さんが困っていたら、できるだけお手伝いしたい』という言葉を思い出した仲間さん。熱中症対策になればと、お店で購入してお届けしました。『これで夏が過ごせるわ。本当にありがとう』と喜んでいただけました。困っている組合員さんを見逃さず行動してくれた仲間さんに感謝です。」
組合員さんの残念そうな表情を観て心を動かし、相手の気持ちになって考え、喜ぶことをすることで、仲間さん自身の心も満たされたのだと思います。同じように地域責任者が心を動かし行動した事例は、毎週のように組合員さんのお便りなどで感謝の言葉とともに寄せられています。河田さんの人に対する思いや姿勢は、これからもコープみやざきの方針書として、私たち役職員一人ひとりが受け継いでいきます。
「組合員さんをハッピーに!職員もハッピーに!」
共同購入事業本部長 西岡秋二
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