生協を通じて自分の「居場所」が感じられる…そんな人同士のつながりを大切に
私はNHKの朝ドラが好きで、最近はインターネットの「NHKプラス」で週末一気見するのが楽しみになっています。春から放送されてきた「らんまん」が今週最終週のため、少し寂しい気持ちになっています。「らんまん」は植物学者の牧野富太郎さんをモデルとしたお話で、この方が命名した植物は千五百種類を超えているそうです。私がよく山登りをする「双石山(ぼろいしやま)」にも牧野さんが命名した「ヤッコソウ」が生息していて、とても身近に感じています。
都城支所 久保健太郎さんの報告より。「この地区を昨年担当していた河野翔太さんが配達中、組合員さんとお庭の赤ソバの話題で盛り上がったそうです。現在河野さんは日南エリアを配達していますが、そこでも赤ソバの話題になり、興味を持たれた組合員さんから『何とかその赤ソバの種が手に入らないか』と相談を受けたそうです。河野さんから話を聴き、都城の組合員さんから種をいただいて日南支所へ送りました。
後日、種を受け取った組合員さんのおばあさん(大分県にお住まい)から都城の組合員さんに『赤ソバの種、本当にありがとうございます』とお電話があったそうです。『その場で色々なお花の話もできました。生協のおかげでお花好きの知り合いができました』と大変喜ばれていました。きっかけをくれた河野さんに感謝しています」。
報告を読みながら、「らんまん」の主題歌「愛の花(歌:あいみょん)」の歌詞にある「新しい花の種」「明日へとつながる輪」といった言葉を思い出し、感動しました。組合員さんの願いを聴いた河野さんと久保さんが心を動かし行動したことが、地域を超えた人と人のつながりをつくりました。
人に喜ばれることをすると、自分が役立てたという喜びも生まれます。生協を通じて自分の「居場所」が感じられる…そんな人同士のつながりを大切にしていきます。
共同購入事業本部長 西岡秋二
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