組合員さんと職員の「笑顔」につながる夕食宅配事業に

６月２５日に行われる『第５３回　通常総代会』に先立って、県内の１１会場で「ブロック総会」を開催しました。昨年を上回る３８３人の組合員さんにご参加いただき、ご要望はもちろん、職員の対応や商品への喜びの声など、たくさんいただくことができました。日々、喜ばれる仕事を積み重ねている皆さんのおかげです。一人ひとりの組合員さんの声の裏にあるくらしや思いを想像し、共感しながら丁寧に応えていきたいと思います。ブロック総会開催に向け、ご尽力くださった全ての方々に、心より感謝いたします。
また、それと並行する形で、日南店がリニューアルオープンしました。オープン初日からの３日間、予測を大きく上回るご来店をいただき、その後も順調に推移しています。日南店職員の皆さんをはじめ、リニューアルに向けて計画、準備、実行に携わっていただいたすべての方々に重ねて感謝いたします。
もう一つ報告事項になりますが、『様々な事情で、食事の準備が困難な組合員さんの、くらしの中で役立ちたい』という思いを形にすべく、「夕食宅配事業」に取り組むことが常勤理事会で確認されました。地域責任者支援課の加藤真さんを中心に、関係部署職員とともに準備を進めています。
夕食宅配事業の概要は、「熊本県にある『めん食』様というお取引先から仕入れた冷蔵の夕食弁当を、月曜日から金曜日にご自宅までお届けする」というサービスです。１０月７日（月）から、宮崎西ブロックと宮崎南ブロックの一部で実験展開を開始し、そこでの経験を生かしながら他のブロックにも広げていく計画で、４年をかけて事業として成り立つようにしていきます（「夕食宅配事業の概要」については、グループセッションを登録されているすべての職員と部署に、6月中にメールでお届けします）。
今年の３月、既に夕食宅配事業に取り組まれている「コープかごしま」様のご厚意で、鹿児島市内の夕食宅配に同乗する機会をいただきました。
配達先では、ご高齢の利用者が多くを占める中、病気療養中や仕事で多忙な方など、幅広い年代の方々に喜ばれていました。さらに緊急連絡先を事前に確認しておくことで、「体調など気になることがあった際、すぐにご親族にご連絡ができる」など、安否確認の役割も担っており、「これからの時代、多くの方々のくらしの中で求められ、喜ばれる事業になる」と確信することができました。「健康づくりも兼ねて、適度に体を動かしながら、人に喜ばれる仕事がしたい」という方にとっても、魅力的な働く場になると思います。
観ること、聴くこと、そして応えていくことに全力で取り組み、皆で、組合員さんと職員の「笑顔」につながる夕食宅配事業に育てていきたいと思います。
お力添えのほど、よろしくお願いいたします。

　
（2024年6月　たいやま　まこと）