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かけがえのない「いのち」「時間」を大事に費やしていきたい

2025/03/14

3月の理事会や監事会の中で、「物流部の溝口暢孝さんの雑感を読んで、職員の皆さんが、楽しく仕事に取り取り組まれていることが伝わってきます。素晴らしいですね!私も勇気づけられます」との声をいただきました。その雑感を要約して紹介させていただきます。

「節分の日、本郷店と赤江店で供給される恵方巻の製造と集品を商品センターで行い、各店に配送するという、初めての試みにチャレンジしました。当日を迎えるにあたり、多くの方々のご協力をいただきありがとうございました。新しいことにチャレンジするにはリスクも伴いますが、そのリスクを皆で事前に予測して、知恵を出し合い克服していく中で、最終的に大きなリターンを得るという醍醐味を味わうことができました。私は過去に、CMSで集品システムに関わってきたことと併せて、店舗の応援で恵方巻の仕分けをした経験があったことから、『商品センターで恵方巻の集品ができたら、店舗職員の大きな負担軽減につながり喜ばれるだろうな。何とかできないものだろうか?』と思うことができ、このチャレンジにつながったと思います。私に限らずコープみやざきの職員は、それぞれの知識や経験をたくさん持っておられると思います。それらを持ち寄って、いろいろな化学反応を起こせたら、まだまだたくさんのおもしろいことができると思います。これからも部署の垣根を取っ払い、コープみやざきワンチームとして、皆でおもしろいことを探していきたい。やるなら楽しくやりたい」

 私がこの雑感に触れた時、佐土原店レジ・カウンター部門の西淑子さんが頭に浮かびました。西さんは、日々のレジ業務の中で積極的に組合員さんの声を聴き、その思いに応える仕事を何年も継続されており、その前向きな姿勢と取り組みが周りの職員に評価され「西さんのように楽しく仕事がしたい」との声をたくさんいただいています。
先日私の手元に届いた西さんの面談シートには「『ご要望が叶うといいなあ」と思いながら『こんなこと聴けたよ!気づいたよ!報告書』に組合員さんの声を書かせてもらっています。商品本部の方から、丁寧な回答と共に『品揃えさせていただきます』の返答があると嬉しくなります。そして組合員さんにお電話すると、皆さんとても喜ばれ『ありがとうございます』と感謝され、喜びの声を聴けて素直に『良かったな』と思います。いつも丁寧に検討してくださり頭が下がります。これからも組合員さんのご要望をお聴きして報告書を書いていこうと思います。喜ばれている声が聴けた時が一番嬉しいです。今年も皆と助け合いながら、組合員さんのために日々笑顔でがんばっていきたいと思います。私のお店と思っていただけるよう努力し、喜んで帰っていただけるように全力でがんばります』と書かれていました。

 お二人それぞれの取り組みの中から垣間見える共通点は、「相手の気持ちになって考える」「人の喜ぶことをする」だと思います。相手の気持ちになって考え、相手が喜ぶことをすることで、相手の喜びが自分の喜びとなって返ってきているところにあると思います。
【なんと言っても、人が人に与える最高のものは、心である。他者のための「思い」と「行動」に費やした時間、人とともにどれだけの時間を分けあったかによって、真の人間として証がなされる。「いのち」は「時間」である。「時間を無駄にすること」とは、「与えられた“いのち”を無為にしてしまうこと」だ】という、(元)聖路加国際病院理事長の日野原重明氏の言葉が基本方針書にありますが、お二人の「働き方」から大切なことを学び取り、かけがえのない「いのち」「時間」を大事に費やしていきたいと思います。
(2025年3月 泰山 誠)

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