数値は、組合員さんの“満足度”や私たち職員集団の“仕事のレベル”を推し量るための指標
24年度も経常剰余予算を上回ったので「ありがとう1割引企画」を行い、組合員さんに感謝の気持ちをお届けすることができました。これもひとえに、職員の皆さんの日々の努力や、組合員さん、お取引先様の支えのおかげです。そして、この企画を実施するために、一人ひとりの職員が互いに助け合ってワンチームとなり、様々な努力がなされていました。本当にありがとうございます。来年もこの企画ができるよう、日々の努力の積み重ねを大事にしていきたいと思います。
さて、25年も4月に入り「基本方針に沿って実践あるのみ!」という段階ではありますが、中には「毎日の数値に追われて仕事が辛い」と悩まれている方もいらっしゃるのではないかと思い、「少しでも気持ちが前向きになれば…」と、下記の話を紹介させていただきます。
【ある日、森の中で若い木が「私はまだ小さいし、周りの大きな木たちに比べて枝や葉も少なく、何もできていない」と自分の成長を悩んでいました。しかし、賢いフクロウがその木に言いました。「君が今、苦しい思いをしているその数値、つまり木の高さや枝の数は、君の努力や成長を教えてくれる便利な道具なんだよ。君は毎日のように目標に向かって努力を積み重ね、根を伸ばし、葉を増やしている。数値は君の目標そのものでもあり、成長の記録でもあり、君がどれだけ努力しているかを分かりやすく示してくれるんだ。例えば、君が毎日1センチずつ成長することを目指すとしよう。その1センチは小さな数値に見えるかもしれない。でも、1年後には3メートルを超える成長につながっているんだ。これが数値の力なんだ。君が持っている力を引き出してくれ、君の努力が確実に結果に結びついていることを教えてくれる。数値は便利な道具なんだよ」】
基本方針書P.10「基本的考え方を支えるキーワード」より
18 数値でみる
“数値をみる”のではなく、“数値でみる”ことが大切です。
数値は自分たちの具体的な仕事の中身(結果)を表わしており、正直かつ冷厳です。解釈や言い訳でなく、事実を冷静に受け止め、よく検証・分析し、対策を考えることが必要です。
数値から逃げてはいけない。
19 「楽しく仕事をする」ことを追求し、感動をつくる
人に役立つ仕事は本来楽しいものです。しかし、毎日の仕事というのは平坦ではなく地道な苦労(努力)を伴うものです。この苦労を乗り越えたとき、その苦労の大きさ以上の楽しさが待っています。「楽しい仕事がしたい」と考えるより、「楽しく仕事をする」と仕事への向かい方の中に楽しさを求める方が、現実的で能動的です。その日々の努力が、人に喜びと感動を与え、自分の成長につながることになります。
毎日の仕事の中で「さすが生協」「生協があって良かった」「あなたのおかげ」「あなたがいるから」「あなたから買いたい」、そんな小さな感動をつくっていきたいものです。一人ひとりが組合員さんや職場の仲間と一緒に、感動できる仕事をつくりだしていきます。
もう一つ付け加えると、考えすぎずに「まずはやってみる」も大事で、やらない時に感じる悩みより、やっている中で出てくる悩みの方が前向きで、心の負担は断然軽いと思います。
「数値」は目的でなく、あくまで、組合員さんの“満足度”や私たち職員集団の“仕事のレベル”を推し量るための指標です。
数値に呑まれず、皆で数値の変化を楽しむ1年に!そして、予算以上の満足度を組合員さんに感じていただき、私たちコープみやざきの明るい未来も切り拓いていきたいと思います。
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