商品を供給する上で喜ばれることにさらに力を入れていきましょう
11月17日(日)、コープみやざき1号店の柳丸店が36回目の誕生日を迎えました。店内はお祝いの飾り付けもされていて、入り口ではCMSTubeで店長やマネージャーの挨拶動画も流れていました。多くの組合員さんの目に触れ、思い出話をたくさんお聞きすることができたとの報告がありました。
柳丸店の誕生日がコープみやざきの店舗事業の始まりですが、そこに至るまでは、全国的な生協規制があったり、宮崎県議会でも反対請願が出されたりと、様々なご苦労があったそうです。立ち上げに携わった役職員の皆さんのおかげで現在の店舗事業があること、この36年間たくさんの組合員さんに支えられ、県内に16店舗も出店できていることに感謝し、これからも喜んでいただける店舗事業を、皆さんと一緒に創り上げていきましょう。
話は変わりますが、北小路店の西村清志店長の週報に、食べ比べの試食を行ったことが書かれていましたので、紹介します。
畜産部門のハーフメイドのタレに、『味噌漬け』と『九州麦みそ漬け』の二種類の味があり、どちらかの選択となっていました。職員の間では意見が分かれていたので、組合員さんのご意見で決めようと、食べ比べの試食を案内しました。
そんな中、吉川由香里さんは〝もっと組合員さんのお役に立てられる案内はできないか〟と考え、『鶏の味噌漬け』を使った焼き鳥やお茶漬け、ホイル焼きなど、料理の幅が広がる提案を行ってくれました。ハーフメイド商品は、「焼くだけ・揚げるだけ」の簡単便利が魅力ですが、ひと工夫すると全く違う料理になることが伝わり、商品価値が高まる案内となりました。
知恵を込めた試食や、工夫されたメニュー提案を行っていただき、ありがとうございます。組合員さんも試食をして自分好みの商品を利用でき、満足いただけたのではないかと思います。
先日、数人で焼き鳥店に行きました。いろいろな種類の焼き鳥を注文したのですが、その際店員さんから、「タレと塩はどちらがいいですか?」と尋ねられました。タレ味だけ、塩味だけのお店もありますが、今回はどちらの味も選ぶことができ、皆が満足できた食事となりました。
店舗で試食を出す時も、いくつかの味付けがあると選択肢も広がり、より利用しやすくなるのではないかと思います。今まで同じ味ばかり食べていた人も、試食をきっかけに他の味の美味しさに気づくかもしれません。今回の北小路店の事例を受けて、試食もひと工夫することで、より組合員さんのくらしに役立つことができると思いました。
いよいよ、年間で一番利用者の多い師走に入ります。商品を供給する上で喜ばれることにさらに力を入れ、知恵を込めた買い場作りで、組合員さんに満足していただけるように努めていきましょう。
2024年11月29日 おおさこ まさのり
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