あいさつ」を出発点とする仕事を通して、良好な職員同士の関係づくりを強めていきます
10月に入り、私の手元には皆さんの「下期の面談シート」が続々と届いています。
『前進できたこと!組合員さんに喜ばれたこと!強めたこと!』の欄に目を通すと、日々の仕事の中で目の前の課題に真摯に向き合い、改善を重ねている姿が目に浮かびます。組合員さんが笑顔になれる、丁寧な対応を積み重ねていただいている皆さんに、心より感謝申し上げます。
一方で、『もっとこうあってほしい』の欄には、「職員同士のあいさつが少ない」という意見が多く見られました。
10月1日に「にじのわ会」(お取引先との相互関係を深めるとともに、お取引先相互の親睦・交流を図ることが目的の会)の研修で、愛媛県にあるお取引先のニッシン・グルメビーフを訪問しました。来年で創立40年を迎えるその企業は、私たちが視察した第一工場だけでも約420人の従業員の方が働かれており、多くの外国人実習生も活躍されています。その中で特に印象に残ったのは、一人ひとりのあいさつでした。
帽子に初心者マークを付けた入社間もない職員の方や、外国人実習生の方も、全員が目を見てしっかりとあいさつをしてくれたのです。その一瞬一瞬に、元気をもらい、〝社会人として基本を大切にしている会社〟だと感じました。あいさつをするという基本的な行動が、職場全体の温もりと活気を生み出していました。
私自身、店回りの際には、できる限り各部門を回り、店舗支援部の石本幸司マネージャーを見習って、笑顔であいさつをするよう心がけています。あいさつが返って来ると気持ちが明るくなりますし、逆に返って来ないと、〝体調が悪いのでは?〟〝あいさつが聞こえなかったのかな?〟と心配になります。あいさつは言葉以上に心が通う瞬間だと感じます。
面談シートの中には、こんなことも書かれていました。「職員同士のあいさつが気になっていたのですが、自分から大きな声であいさつをすれば、相手も必ず返してくれることが分かりました。だから、皆が笑顔の大きな声で挨拶すると良いと思います」。
とても大事な気づきだと思います。あいさつは誰かに強要されてするものではありません。「自分から始める」その一歩が職場の雰囲気を変えていきます。
忙しい日々の中では、つい後回しになりがちかもしれませんが、あいさつは互いを認め合う、大切なきっかけでもあります。笑顔で元気な「おはようございます」「お疲れさまでした」が、職場の雰囲気を明るくし、コミュニケーションの第一歩になります。私も改めて、「あいさつを大切にする」ことを心に刻みました。
顔を上げ、「感謝」の気持ちを込めた「あいさつ」を出発点とする仕事を通して、良好な職員同士の関係づくりを強めていきます。「誰かがするのではなく、自分がする」という意識を私たち一人ひとりが持ち、働きやすい職場を皆でつくっていきましょう。
2025年10月10日 おおさこ まさのり
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