「笑顔が持つ力」
ネパールの方が家族で経営されている近所のカレー屋さんにはじめて行った時の話です。
食事を終えて車に乗ると、「とても対応がよかったね」と次男。私も同感。「この心地よい感覚は?」と振り返ると、初めて入店する不安な気持ちを察しているかのような優しさ伝わる元気な挨拶。食べきれない様子を見て「お持ち帰りできますのでご安心ください」の一言。まるで『私たちのすべてを受け入れてくれているかのような素敵な優しい笑顔』の対応。カレーのおいしさ以上に「今もなお残る心地よさ」を感じています。「また行きたい」と。
先週、組合員さんが沢山の嬉しい声をお寄せくださいました。その中からいくつか紹介します。
大塚店 レジ・カウンター部門 小林 馨(こばやし かおる)さんに寄せられた声
「台風明け、コープで感動したものです。レジに並んでいたら、男性の方から『台風は大丈夫でしたか?』と、尋ねられました。帰宅して主人と話す中、『自分の息子はそのように言えるかな。立派だね』。多人数の客の対応に右往左往する時間帯なのに、豊かな人間味を感じました」
宮崎北支所 佐藤修平さんが届けてくれた組合員さんの声
「花ヶ島店でお買い物をした時、卵を落としたそうで、それを見ていたレジ・カウンター部門の方がすぐに駆け寄ってきて『新しい卵と交換しますね!』と、対応してくれたそうです。『さすが生協の店だね!』と感心されていました」
北小路店 レジ・カウンター部門 工藤春美さんに寄せられた声
「イートインコーナーで夫がアイスコーヒーを落としてしまい、氷は飛び散るし『どうしようか?』と迷ってモップを借りるために職員の方に声をかけました。その方は、すぐに雑巾を数枚持ってきて、テキパキとふき取ってくださり、私も夫も、あれよあれよという間に、すっかり床がきれいになりました。二人とも膝が悪く雑巾がけができないので、とてもありがたく嬉しかったです」
9月中旬、北小路店の近くにお店がオープンしました。生鮮食品にも力を入れた価格を抑えた店なので、大きな影響を覚悟していましたが、想定より少ない影響で踏ん張れています。その要因は、西村清志店長をはじめ、北小路店職員皆様が、40数年に渡る経験の積み重ねによってつくられた基本方針に添って、「商品を供給する上で喜ばれること」や先に紹介した事例のような、数々の地道な努力を積み重ねる中、多くの笑顔、多くの北小路店ファンをつくってきたから。
今日も、素敵な『笑顔』で組合員さんを迎え入れ、「また来るのを楽しみにして後にする私のお店・・・私の生協」を感じていただきたいと思います。
2022年10月21日 たいやま まこと
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