「年末のご挨拶」
最年末の慌ただしい中、組合員さんのくらしに寄り添った日々のお仕事、大変お疲れ様です。
早速ですが、佐土原店 中野正彦店長の心あたたまる雑感を紹介させていただきます。
【レジに感染対策のためのシールドが取り付けられて久しいのですが、このシールドに少しでも雰囲気が和らぐように、職員が折り紙などで作成した作品を飾ってくれています。ここでベーカリー部門の中野保子さんの『こんなこと聴けたよ!気づいたよ!報告書』を紹介します。「小学生の男の子が、シールドにサンタの折り紙がディスプレイされているのを見て、『僕が作った折り紙をここに飾ってもいいですか?』と声をかけてくれました。『ありがとう!いいですよ』とお答えしました。その後お母さんと来店され、可愛いサンタとトナカイを作って来てくれたので、お名前(はる君)のプレートと一緒に飾らせてもらいました」・・・後ほど、私(中野店長)から連絡をしたところ、すでに飾られているのをご覧になられていて、とても喜んでいらっしゃいました。シールドが組合員さんとの距離を縮める役割も果たし、その光景に私の心もあたたかくなりました。】
「レジに並ばれているほんの少しの時間でも、組合員さんに季節感や人の温もりを感じていただきたい」そんな優しい感性を持った職員さんの思いが形になり、全店に広がっていきました。もしも「喜ばれる」という目的でなく「売ること」を目的に仕事を進めていたら、今頃レジシールドは、宣伝ばかりになっていたと思います。中野保子さんがはる君の名前を聴いて、ネームプレートも準備されたその感性に感動させられ、私の濁った心をあたたかく包み込んでくれるような、そんな気持ちになりました(笑)。
今年、初めて店舗事業の責任者になり、「組合員満足度はもちろん、職員満足度を高めたい」そんな思いで仕事を進めてきましたが、自身の力不足を痛感することも多く、皆様に「コープみやざきで仕事ができて幸せ」と感じていただけるには、不十分なことが多々ありました。その中でも先の事例のような、「私のお店」と感じていただける店づくりに、日々ご尽力くださるお一人おひとりの努力が伝わってきて、「ありがとうございます」という気持ちに包まれた、すばらしい時間を過ごすことができたことに、心から感謝いたします。
最年末に向け、くれぐれも健康管理に気をつけて、忙しく心が乱れそうな時は、皆様のご家族、かわいい子供さんやお孫さんの笑顔、また、先ほどの心あたたまる事例を思い出して、「急がば回れ」を大事に、怪我のないようお過ごしください。
今年も大変お世話になり、ありがとうございました。ご家族皆様で良き年をお迎えください。
2022年12月23日 たいやま まこと
最近の投稿
-
2025/09/12店舗事業本部これからも素直に“観る”・素直に“聴く”・素直に“考える”・素直に“実践する”・素直に“振り返る”仕事を通して、組合員さんに寄り添い、くらしに役立つ生協をつくります
-
2025/09/05店舗事業本部改善は1秒・1センチ・1歩・1手の削減から。 より働きやすい職場づくりを、自らの提案でできる喜びを広げていきます。
-
2025/08/28店舗事業本部数値でみて、組合員さんの声を聴いて、店全体の魅力を高めていきます.
-
2025/08/22店舗事業本部「これいいね。どこで買ったの?」「生協よ!」こんな団らんの場面がひとつでも多くつくれるよう、全力を尽くしていきましょう
-
2025/08/15店舗事業本部「相手の気持ちになって考える」「人の喜ぶことをする」を大事に、組合員さんにとって、職員にとって、「私のお店」「私の生協」と感じていただけるコープみやざきを目指します
-
2025/08/08店舗事業本部やってみて振り返り、やってみた結果を次に生かしていきましょう
-
2025/08/01店舗事業本部目的・目標に向かって心をひとつにして、各人がやりがいをもって役割を果たしている組織をめざします
-
2025/07/28店舗事業本部感謝の気持ちを言葉で伝え合える組織であり続けたい.
-
2025/07/18店舗事業本部くらしの変化を意識しながら、商品を供給する上で喜ばれることを強めていきましょう
-
2025/07/14店舗事業本部「なぜ」を繰り返しながら,本質的な原因を深く考え、行動に移していきたい