「損得より善悪」を大事に
いよいよ節分が近づいてきました。組合員さんの節分のくらしを支える商品づくりや演出、豆まきのイベントにご尽力くださる皆様。色々な形で支えてくださる皆様。組合員さんの願いや団らんがはずむことを想像しながら、人手不足の中で前向きに取り組む皆様に心から感謝いたします。くれぐれもお体一番に無理し過ぎないよう、よろしくお願いいたします。
今週も職員総会の感想文の中から一つ紹介させていただきます。
店舗支援部 農産部門 成合直樹さん「新たに基本方針に追記された『サービス業は、スピードと嗅覚が命』の内容を見て、昨年の自身の仕事は「相手に自分の期待の少し上」を求めていたのではないかと深く反省しました。一定のタイミングで自身の仕事の振り返りは行っていますが、この職員総会に参加することで、毎年新たな気づきを得ることができます。組合員さんにはもちろん、部門職員の皆さんに対しても、期待の少し上で応えられるよう、意識して仕事に取り組んでまいります」。
先週紹介させていただいた赤江店惣菜部門の井川京子さん同様、ご自身に矢印を向け、「〇〇のような自分でありたい」と、「自身の在り方」への気づきをされている成合さんが素晴らしいと思いました。
話は変わりますが、私の座右の銘の一つに、「偉くなくとも正しく生きる」という言葉があります。50歳以上の皆様には共感いただけるかと思いますが、私が小学生の頃、「天才たけしの元気が出るテレビ」というお笑い番組で、「エンペラー吉田さん」という風変わりなおじいさんが、「偉くなくとも正しく生きる」と、総入れ歯をモゴモゴさせながら、そのくだりを言う姿を見て、「世の中、変なおじいさんがいるものだ」と笑っていました。しかし、コープみやざきで仕事をする中で、ふと十数年前にその言葉がよみがえり、今でも大事にしています。
職員総会の店舗事業本部方針報告の中で、「損得より善悪を大事にしていきたい」とお話をさせていただきました。「偉くなくとも正しく生きる」の言葉は、そのまま「損得より善悪」を指していると思います。
「人としての価値は、地位や名誉ではありませんよ。自分にとっての損得勘定で判断することなく、たとえ見返りなくとも、善悪(人として、いいこと・悪いこと)で判断して行動し、人のために尽くすことが、人としての大事な在り方なのですよ」。
「あいさつ」をしても相手から返ってこないからもうしない(損得で判断して行動)。「あいさつ」が返ってこないけど、「あいさつ」を大事にすることは正しいことなので続けよう(善悪で判断して行動)。
「損得より善悪」を大事に、組合員さんを笑顔に!職員も笑顔に!
2023年1月27日 たいやま まこと
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