「本当に言いたいこと」
台風14号が日本列島を縦断しました。「これまでにない」と言われた台風接近で不安な中、台風特需に応える対応、台風明けの片づけや買い場の立て直しなど、本当にありがとうございました。
オーナーオーダーセンターでは、台風最接近直前の日曜日早朝からの製造。台風が過ぎ去った後は、停電が長時間続いていた本郷店や佐土原店での商品の廃棄対応。月曜日以降も停電が続いた佐土原店では、ご来店いただく組合員さんのために、限られた品揃えの中、営業を行いました。それを支えてくださった佐土原店職員の皆様、支援部のメンバーや発電機を設置くださったCMSの皆様、開発室や商品本部、お取引先等々、言い尽くせない方々に支えられ、何とか乗り切ることができました。
職員の大きな怪我や被災がなく安堵するとともに、今回の台風対応で経験したたくさんのことは、組織の財産として、皆でこれからに生かしたいと思います。
一人ひとりが、それぞれの役割を貫徹する中でご尽力くださり、ご家族含めて心から感謝いたします。
小林店 池田直仁店長の週報から…【「化粧品で聴きたいことがあるの」と組合員さんから呼ばれました。話を聴く中で『肌が弱い』ことが分かり、コープ化粧品のテスター(色や使用感、肌との相性を試していただくもの)が丁度届いていたので、「新しいテスターです。どなたも使用していませんので、一旦お持ち帰りいただいて結構ですよ。何かお困りのことがあればご連絡ください」と名刺をお渡ししました。対応されたのは、フロア部門の小堀良子さんです。組合員さんは、「私の心を見られたみたい(笑)。誰かが使用したものは心配だったの」と、とても喜ばれたそうです。組合員さんがこの化粧品を使われる場面を想像し、共感することで、心の奥の要望に寄り添った対応を行ってくれました。ありがとうございます。】
(妻)「今日は仕事が遅くなるから夕食作れないわ。ごめんね」(夫)「了解。外で食べてくるから大丈夫。がんばってね」(妻)「えっ?子どもや私の分は…」よくある夫婦の会話です(うちではありません。笑)。
『「言葉そのもの」は、「相手が本当に伝えたいこと」のわずかしか表現していない』と言われています。小堀さんが、組合員さんの「言葉そのもの」と一緒に、声のトーンや表情、ジェスチャーなど含めて、相手の話に興味を持ち、共感しながら聴いて、内に込められた相手の思いを汲み取り、「本当に言いたいこと」を深く理解することができたからこそ、「感動をつくる仕事」につながったと思います。これは職員間でも全く同じで大切にしていきたいところです(夫婦間でも…)。
小堀さんのような仕事を通して、組合員さんを笑顔に。そして、私たちも笑顔に!
2022年9月23日 たいやま まこと
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