「優しい店づくりをするために大事にしたいこと」
受験シーズンも佳境に入りました。わが家の次男も何とか進学先が決まり、今は宅習期間を利用して自動車学校に通っています。「決まってからも勉強しよるね(私)」「毎週、大学ノート1冊分、宅習して提出せんといかん。でもいいこと考えたっちゃが。道路交通法を書いて出してみる。一石二鳥や(次男改め磯野カツオ)」「それ、ありやと?(私)」「テーマは決まってないからいいやろ(磯野カツオ)」。後日、「自動車学校の勉強、はかどっていますね」の先生のコメントを見てホッとしたところでした(笑)。
話しは変わって、北小路店の西村清志店長の「店長雑感」を紹介します。【車椅子に乗られた男性の組合員さんから、「商品の前にいろいろと別の商品が台に置かれて出されているが、商品が取りにくいので買い物しづらい」との声をいただき、畜産部門では見本など、なるだけ多段ケースに入れるよう整理しました。農産部門でも突き出しが多くなっているので、部門職員で車椅子に乗って農産部門を回って体感してみることにしました。思いの他商品が取りにくいだけでなく、他の方とすれ違うのにも気を遣うことや、多段ケースの二段目も手が届かないことが分かりました。(中略)方針書には、「『自分の気持ち』は何も意識していなくても分かりますが、『相手の気持ち』は、今の自分の気持ちを一旦捨てて相手の中に入っていかないと分かりません」とあります。これは相応の努力が必要で、農産部門のように体感・体験することもその一つです。これからも組合員さんの立場に立つ努力を惜しまず、探求したいと思います】。
ブロック理事の興梠佳代さんの『組合員さんのくらしから観て、感じたこと報告書』を紹介させていただきます。【「年末年始に家族4人が時間差でコロナになり、まだ外出できない」と友人から連絡がありました。(中略)差し入れをしようと仕事帰りにコープに行ったところ店休日。他のスーパーで買い物をして届けたのですが、「コープのように、サイズも中身も充実したカットフルーツは他にはないんだな」と知りました。私の中の当たり前のものが、他のスーパーになくて困りました。12月の北小路店の店長雑感に、車椅子に乗って店内をまわる体験が載っていました。体感したことで、職員皆さんの目線などが変わり、車椅子の方だけでなく、私たちにとっても優しいお店づくりができると思います。とても優しい取り組みだと思いました】。
普段観ている景色の中には、「観えていないこと」「感じていないこと」「気づいていないこと」がたくさんあること。それを自覚して「他の誰かには見えている景色」を探し、学び、身につけることの大切さを感じました。
「みらい」や「団らんにゅ~す」の読み合わせ、「昼礼」や「買い場クリニック」など、「私にしか、あなたにしか観えていない、感じていない、気づいていないこと」を出し合い共有しながら、組合員さんと職員が笑顔になれる「優しい店づくり」を目指します。
2023年2月17日 たいやま まこと
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