「小さなことほど丁寧に 当たり前のことほど真剣に」
ゴールデンウィークの対応、大変お疲れ様でした。特に、『こどもの日』に合わせた商品や見本づくり、展開などの一つひとつから、職員皆様の細やかな気遣いや優しさが、ひしひしと伝わってきました。また、店でのイベントも本格的に再開され、組合員さんのご家族や職員の笑顔も、掲示板を観て嬉しくなりました。約三年間のコロナ禍明けのくらしの変化の中、利用者の減少はありましたが、きっと来店されたお一人おひとりに、皆様のあたたかい気持ちが届いたことと思います。このゴールデンウィークの取り組みは、きっとこれからの皆様の糧になったと思います。
話は変わりますが、柳丸店農産部門 深田健吾マネージャーの「こんなこと聴けたよ!気づいたよ!報告書」を紹介します。
【甘夏の皮を剥いた商品を、同部門の布施牧子さんが品揃えしてくださいました。それを見られた男性の組合員さんが、「亡くなった妻がいつも皮を剥いて出してくれていたんだけど、自分ですると大変なことが分かり、食べなくなりました。こうやって、皮を剥いてあるのは良いわ~!」とおっしゃっていました。「奥様との思い出の果物なんだな」と思いました。】
この報告書から、組合員さんが手に取られる商品には、かけがえのない様々な〝思い〟が込められていることが伝わってきました。
先日、テレビを見ていると、元サッカー日本代表監督の岡田武史さんが「細部に神宿る。結局、これで八割方勝負は決まってしまうんです。普段から、そこを突き詰める習慣をつけておくことが大事なんです。例え話で、必要としなくなった煙突を取り壊すとき、高い所は誰もが慎重に解体作業を行いますが、低くなるにつれて人は手を抜き、怪我をする危険性が高まります。だから、普段から細部まで手を抜かない習慣をつくることが大事なんです」という話をされていました。
店舗事業は、一人ひとりの組合員さんの様々なくらしと共存している事業です。来店していただくそれぞれの組合員さんにとって、かけがえのない〝思い〟が込められた商品を取り扱っていることを想像して、「小さなことほど丁寧に 当たり前のことほど真剣に」、日々の仕事に取り組んでいきたいと思います。
2023年5月12日 たいやま まこと
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