「書く習慣」は、人生を向上させる
前回の雑感でもふれましたが、「下期面談シート」には皆さんお一人おひとりの努力や成果、そして悩みや発見などが記されており、勇気や元気をいただいています。感謝いたします。その中には、「私の役割の中で、その思いに応えるためには?」と考えさせられることも多くあります。今回は、佐土原店レジ・カウンター部門の西淑子さんの面談シートから紹介させていただきます。
【毎日レジに並んでくださる組合員さんに笑顔でごあいさつ。生協に入協して10年、『こんなこと聴けたよ!気づいたよ!報告書』を毎日書き続けることで、たくさんの発見がありました。ただ声を聴くだけでなく、一緒に喜び教えていただくことで感動を覚え、考えて書くことを続けることで、いつの間にかひとつの自信となって、レジに立って組合員さんをお迎えできるようになったことは、良かったなと思います。コツコツ地道に書き続けることで、少しでも生協のお役に立つことができると思うと、楽しく仕事ができます。
「どうしたら組合員さんに喜んでいただけるか?」を考え、きれいでスピーディーな仕事をしている職員の皆さんに、感動と頭の下がる思いです。その中で、自分もさらに成長していけるよう、努力していきたいと思います。】
日々書き続けている西さん。その西さんの言葉だからこそ「書くことの意味」がスッと心に響いてきます。
私事ですが、「国語」という教科にアレルギーがあり(笑)、私立大受験時は文系学部に関わらず「英語」と「数学」で受験する程、読むこと・書くことに苦痛を感じていました。しかし入協後、仕事を通して書かざるを得ない状況になったことで、西さんと同じように、「書き続けることでたくさんの発見があり、その振り返りの中で頭も整理され、経験として積み重ねられること」を実感しています。
「書く」のは左脳を使い、「考える」のは右脳を使うことから、「文章を書く」ことは右脳と左脳をバランスよく使い、脳をフル回転させるようです。書いて脳を活性化させ、思考の整理をすることで、「私たちの行動=人生を向上させることにもつながる」とも言われています。
コープみやざきは、組合員さんがコープみやざきに求めていることを聴いて、品揃えやサービスに生かすという大きな役割を担っていることから、「組合員さんの声を聴いて発信すること」は、私たちの大きな役割のひとつになります。
下期面談シートに「書くことが苦手・苦痛」と書かれている方がいらっしゃいました。そのお気持ちは、読むこと・書くことが苦手な私も共感するところではありますが、まずは、「週に一つの発信から」など、自身ができることからチャレンジして欲しいと思います。「書くことの習慣を身につける」ことは、「いいことばっかり」です。
2023年 10月6日 たいやま まこと
最近の投稿
-
2025/04/25店舗事業本部「蜘蛛の巣」から「ミツバチ」へ
-
2025/04/18店舗事業本部困っている事業所や部署に協力し、お互いに感謝する気持ちで、ワンチーム化を創っていきたい
-
2025/04/18店舗事業本部「相手の気持ちになって考える」「人の喜ぶことをする」を大事に組合員さんにとって、職員にとって『私のお店』『私の生協』と感じていただけるコープみやざきを目指していきます
-
2025/04/11店舗事業本部八百屋のおやじさん・おかみさんのような経営者意識を持って取り組みました
-
2025/04/04店舗事業本部今年度もワンチームとなって、商品を供給する上で喜ばれることを強めます
-
2025/03/28店舗事業本部「私のお店」と感じていただけることを目標にみんなでがんばっていきましょう
-
2025/03/21店舗事業本部【一年間のご利用・応援へ感謝!ありがとう1割引企画】
-
2025/03/14店舗事業本部役員研修
-
2025/03/07店舗事業本部人にやさしく環境にもやさしい店づくりを行っていきたいと思います
-
2025/02/28店舗事業本部「相手の気持ちになって考える」「人の喜ぶことをする」