「出会いを大切に、素直に学び続ける」
先日、入協して二年以上経過している専任職職員を対象に(部門マネージャーは除く)、「専任職職員交流会」を行いました。事務局の金澤安剛さんと加藤賢一さんをはじめ、当日ご協力くださった皆様に感謝いたします。
その交流会の中で、店舗支援部 水産部門サポーターの中武彰さんに、「出会いを大切に、素直に学び続ける」という題目で、コープみやざきに入協するまで、そして入協して現在に至るまでの、「中武さんご自身の仕事への向かい方」の変化について、その時々のエピソードを交えて発表していただきました。
高校生の時に、苦労している母親の姿を目の当たりにした中武さんは、「自分も仕事をして、お金を稼がんといかん!」と思い、コープみやざきにアルバイトとして入協されました。その時、「うわぁ・・・。お金を稼ぐって大変なことなんだな・・・」と実感されたそうです。その後、様々な人との出会いの中で、いただいたアドバイスを素直に聴いてチャレンジしていく中で、「仕事のやりがい」を見出されている様子が、発表の中から伝わってきました。
例えば、「周りの職員から認められ自分の居場所が見つかった時の安堵感」「仕事がうまくいかない時、先輩からのアドバイスを受け入れやってみることで克服した時の達成感」「『魚をさばいてみらんね?』の呼びかけに挑戦し、技術が向上する中で感じた、商品づくりの楽しさや喜び」「先輩からの『自分がすべきことは自分で考えんね』の一言から、自分発で仕事をしていく中で感じたやりがい」「『あんたがおるからすごく助かる』と、周りの職員から信頼されていることが分かった時の喜び」「組合員さんのくらしに役立っていることを、実感した時に感じたやりがい」など、具体的な事例を基に、包み隠さず発表してくださいました。
中武さんの発表を聞く中で、「仕事への向かい方の大切さ」を改めて感じることができました。「なぜあなたは仕事をしているのですか?」と聴かれたら殆どの方は、「生活するため」と答えると思います。しかし、お金をもらっている以上、人の役に立ち喜ばれなければ、その対価は発生しません。自分の苦手なことや、億劫だと感じることもやらなければいけません。たとえ趣味が高じて仕事になった方でも、「仕事」になった途端、その道の強者と競いながら、誰かの役に立ち喜ばれなければ仕事として成り立たないので、自分の思い通りにはできません。
そのことを前提とするならば、唯一自由に変えられるのは「自分自身の仕事への向かい方」になると思います。
基本方針書に【「楽しく仕事をする」ことを追求し 感動をつくる 人に役立つ仕事は本来楽しいものです。しかし、毎日の仕事というのは平坦ではなく地道な苦労(努力)を伴うものです。この苦労を乗り越えたとき、その苦労の大きさ以上の楽しさが待っています。「楽しい仕事がしたい」と考えるより、「楽しく仕事をする」と仕事への向かい方の中に楽しさを求める方が、現実的で能動的です。その日々の努力が、人に喜びと感動を与え、自分の成長をつくることになります。】とあります。
中武さんのように、「出会いを大切に、素直に学び続ける」ことを通して、「自分自身の仕事への向かい方」を皆で深めていきたいと思います。そのことは、私たちの人生をより豊かなものにしてくれると思います。
2023年 10月27日 たいやま まこと
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