最大のサービスとは、君の人格をあげることだ
「浜町店4月まとめ」の中で、森本正二郎店長が惣菜部門の宮脇サカエさんの事例を紹介されていました。
【開店少し前に風除室で店内をチラチラ見ている組合員さんがいらっしゃったので、「どうかされましたか?」と宮脇さんが声をかけると、「急に孫を預かることになり幼稚園に送って行ったら、先生から『今日はお弁当の日ですよ』と言われまして…。生協さんなら何とかしてくれると思って来てみました」と言われたそうです。
その話を聴いた宮脇さんは、テナントのセリアさんで子ども用の可愛いお弁当箱と水筒を準備して、弱酸性水で洗浄後、定番で品揃えしている「おにぎりおかずセット」を弁当箱に詰め替え、くつろぎコーナーのお茶を水筒に入れてお渡しされたそうです。この話を聴いてすごく嬉しく皆に伝えたいという気持ちになりました】
私が宮脇さんと同じ場面に遭遇していても瞬間的にこのような対応ができただろうか?と考えさせられました。
「かわいいお孫さんが皆で弁当を食べる時、不憫な思いをさせたくない」という目の前の組合員さんの気持ちに共感し、「何とかしてあげたい。私に何ができるだろうか?」と必死に考えることはできると思います。
しかし、私には「おにぎりおかずセット」の製造を急ぎ、「うまいっ茶ミニ」をお渡しするくらいが精いっぱいだっただろうと思います。
瞬時に弁当箱や水筒にまで心が動き、すぐに準備された宮脇さんはすごい人だと思いました。
基本方針書に鍵山秀三郎氏のことば「最大のサービスとは、君の人格をあげることだ」が紹介されています。
また、鍵山氏のことばに「十年続ければ偉大なり、二十年続ければおそるべし、三十年続ければ歴史になる」「微差、僅差の積み重ねが大差となる」とあります。
公私共に、知識や情報を得るだけでなく、「心を人のために使う習慣」を身につけ、「私の人格を上げること」を大事にしていきます。そして、「私の要望や思いを真剣に受け止めてもらえるお店・・・私の生協」と感じていただけるお店づくりにつなげていきたいと思います。
2022年5月20日 たいやま まこと
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