あいさつの持つ力
今年の方針に『「あいさつ」を出発点に、職員間のコミュニケーション(つながり)を強めます。』と掲げました。
その後、各店舗・部門でハウスルールに「あいさつ」を掲げ、心がこもった組合員さんへの「あいさつ」や職員間の「あいさつ」が大事にされていることが、いろいろな報告書から伝わってきます。ありがとうございます。
先日、「法務省 社会を明るくする運動 作文コンテスト」で賞を受賞した『あいさつの持つ力』という小学6年生が書いた作文が目に留まり、すっと心に入ってきました。一部省略して原文のまま紹介させていただきます。
【『あいさつの持つ力』 私の通う玉川小学校は全校で240人ほどの決して大きな小学校ではありません。
しかし、この小学校の中はもちろん、この町の中はあいさつであふれています。
通学路には、朝早くから私たちの安全を見守ってくれる、お父さん・お母さん・駐在所のおまわりさん・学校の先生、そして地域のみなさんがいて、必ず「おはよう。気をつけて行ってらっしゃい」と声をかけてくれます。
私たちは個々にきちんとあいさつを返します。
本当は自分から先に、あいさつをしたい時もありますが、大人の人は目を見て、顔色まで見て、寝不足だったりすると、すぐ見破って声をかけてくれます。
「体調悪いの?大丈夫?」はずかしさもあって、返事をできなかった時もありましたが、今は登下校の時や、遊びに行った時などに声をかけてあいさつしてくれる人達が、とてもたのもしくて、安心感を与えてくれます。
両親が仕事などで、休みの日に一日中家にいる時などは、ほとんど会話をしないこともありますが、一歩街に出れば、近所のおばちゃんや、友達のお父さん、お母さんが「どこに行くの?遅くならないように気をつけてね」などと優しく声をかけてくれ、「行ってきます」と私も答えます。
いつもどこかで、だれかが見守ってくれている、この町にはそんな安心感があふれていて、犯罪も少ないと聞きました。
人は一人では生きていけません。日々の生活の中でも、人と人がふれ合い、あいさつをかわしながら、生活を豊かにしていくのだと思っています。
あいさつを、やらされるのではなく、自分から心をこめて自然に口がでるようになりたいと思っています。
地域のみなさんが、私達にくれる笑顔のあいさつを、これからも大切にしていきたいです。
『ふれあうって、あたたかい』そんな当たり前の、人への感謝の心や、あいさつの力を信じて、これからの生活に生かしていきたいと思います。
もちろん、自分から積極的に声を出して、心をこめて言えるようになりたいです。一番好きな言葉「ありがとう」を。】
組合員さんや職員から見て、この小学校、この町のようなコープみやざきを目指していきます。
2022年5月6日 たいやま まこと
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